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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    東京島

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      評価:
      桐野 夏生
      新潮社
      ¥ 1,470
      (2008-05)

      映像化されているのを知っていてなんとなく読んでみたけれど、
      よくこれを映画にしようと思ったなあ、というのが素直な感想。
      ラストどうやってまとめたんだろう・・・・。

      クルーザーで世界一周の旅に出かけた清子、隆夫婦は嵐にあって漂流、島にたどり着いた。
      その三ヶ月後、日本の若者が流れ付き、
      その数年後、ゴムボートから上陸させられた中国人たち。

      清子以外全員男。
      最初の夫隆は亡くなり、三人目の夫がくじ引きによって決まるところから物語が始まる。
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      ナニカアル

      0
        評価:
        桐野 夏生
        新潮社
        ¥ 1,785
        (2010-02-26)

        林芙美子という実在の作家を題材にしたフィクション(?)
        かなりの部分を史実に基づいて書いているように感じたけれど
        感情に基づく大部分は逆にフィクションなのだろうと感じた。

        私は林芙美子という作家さんを知らなかった。
        記念館が作られるほどの大物みたいだけど、
        華やかなフィクションがむしろ敬遠される戦争の時代。
        事実よりも嘘がもてはやされる負の時代。

        ただ、ここに描かれているのは作家としてではなく
        女性として生きた彼女の人生。
        続きを読む >>

        I'm sorry,mama.

        0
          評価:
          桐野 夏生
          集英社
          ¥ 1,470
          (2004-11-26)

          馬鹿、だなぁ。
          松島アイ子。
          両親はいなく、娼婦館で邪魔者扱いされながら育った。
          その後、児童福祉施設にいた。
          成人する前から娼婦として客をとり、
          ホテルメイドをしたり、男のもとに転がり込んだりしながら生きてきた。

          アイ子を知っている同世代の人間は皆アイ子を気味悪がっていた。
          妙に大人びている、盗みを働く、母の形見だという靴に話しかける。
          そして、彼女の周りでは人間が死ぬ。

          ホント、ばかだなぁ。
          もっともっとまともな生き方もあるはずなのに、
          だれも彼女を叱れなかった。
          だれも彼女を育てられなかった。
          簡単な生き方を選んでばかり。
          危うくなったら、逃げる。その繰り返し。

          正直、ここまで性悪の人間を書くのはすごいと思うけれど、
          読む方としては胸糞悪い話だった。
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          アンボス・ムンドス

          0
            評価:
            桐野 夏生
            文藝春秋
            ¥ 1,365
            (2005-10-14)

            好みではないけれど、すごくいい小説だと思う。
            短編集。
            「小説」らしい小説。
            そういえば最近の小説って比較的爽やかなものが多いなぁ。
            悩みを描くものもあるけれど、それも含めて穏やか。
            悩んでいる自分を恥ずかしいと思ったり、嫌悪感を持っているからだと思う。
            ここまであからさまに敵意や劣等感や差別意識や嫌悪感を前面に出す
            それから引き起こされる物語を描く小説って少ないような気がする。

            「植林」
            太り気味で美しくもなく、嫁にも行かず、実家に寄生してバイト暮らしをする女性が
            過去に起こった大きな事件に知らずのうちに関与していたことを知り、偏った自尊心を得てしまう話

            他六篇
            続きを読む >>

            魂萌え!

            0
              評価:
              桐野 夏生
              毎日新聞社
              ¥ 1,785
              (2005-04-21)

              映画化されているというのはなんとなく知っていた。
              妙齢のおばさま方のお話だというのもなんとなく知っていた。
              でも、こういうストーリーだとはね!

              快活な小気味の良い物語でした。
              桐野さんの本って人間の感情から出る醜いものを
              表現するのがすごく上手い作家さんだと思う。

              この本ももちろんそれを引き継いではいるのだけど、
              他の本とは違ってきちんと最後まで楽しく読める。
              時々嫌悪感で気持ち悪くなる小説もあるけど、これはそんなことない。
              すごく元気をもらえる本だった。

              この表紙の雰囲気が好き。
              花開く、感じが合っている。
              でも、私のイメージとはすこし違ったかな。
              私も花をイメージした。
              毒々しいほど鮮やかで、でも色気よりも生命力にあふれていて
              背景は暗い、そんなイメージだった。
              続きを読む >>


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