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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    すべて真夜中の恋人たち

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      あたたかくて柔らかくて切なく少し悲しい物語。

      きっと、このままじんわりとこの人は生きていくんだろうなという確信に似た予測。
      彼女のことを真に理解する人は現れないんだろうな。
      それでも彼女を包む空気は優しい。

      すごく失礼かもしれないけれど、少し前の川上弘美さんの作品の雰囲気に似ていると思った。

      人とうまく付き合うことができないまま大人になり、
      居づらい雰囲気の中で仕事をしていた入江冬子。
      大手出版社に勤める石川聖と一緒に校閲の仕事をするようになり、
      彼女の勧めもあってフリーランスで仕事をするようになった。

      よく喋り、強い考えを持ち、それをまっすぐにぶつける聖。
      聖の知らない所で彼女は三束という男性と出会う。
      高校で物理を教えている彼と定期的に喫茶店で話をするようになった入江。
      何かが少しずつ変わっていく。
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      世界クッキー

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        評価:
        川上 未映子
        文藝春秋
        ¥ 1,365
        (2009-11-13)

        エッセイ集。

        一遍一遍が非常に短くてすっきりさっくり。
        だからクッキー?

        エッセイはほとんど読まない。
        でも、これは読んでよかったと思う。

        エッセイというけれど、川上さんのことがますます不思議に思えてしまうような散文。
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        ヘヴン

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          評価:
          川上 未映子
          講談社
          ¥ 1,470
          (2009-09-02)

          いい話だと思うというのは、いい構成だ、という意味で。
          で、純粋にいい最後だと思った。

          でも、課程があまりにも痛々しい。苦しい。
          それさえも超越して普通の人間の感性なんだろうか?って疑ってしまうくらい。

          今まで読んだ川上未映子さんの本は唄うような文体であるものばかりだったけど、
          これは違う。きっちりはっきりした文章。
          主人公を少年に据えたからかもしれない。
          コジマが主人公だったら、きっとあの唄うような文体が似合う。

          斜視でロンパリと呼ばれる少年。
          学校では二ノ宮や百瀬からいじめを受けている。
          かなり、キツイいじめ。
          そんな彼は隠されるように筆箱に入っていた手紙を見つける。
          「わたしたちは仲間です」と書かれていた。
          何度か手紙を受け取り、会うことになった。
          差出人は同じクラスのコジマという女子だった。

          彼女も女子たちからいじめを受けていた。
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          乳と卵

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            評価:
            川上 未映子
            文藝春秋
            ¥ 1,200
            (2008-02-22)

            今回図書館にいったら、自分的に大豊作でうはうはだった。
            これも、その一つ。
            読めるのはいつになるかなぁ、と思っていたけれど
            予想よりずいぶん早かった。

            芥川賞受賞作。
            読んでみて、「ああ。これなら芥川獲れるな」と思った。
            一番ストーリーがストーリー然としている。

            これならあらすじ書けるぞ。

            「わたし」は東京に住んでいる。
            大阪に住む姉の巻子、その娘緑子がしばらく東京に来て「わたし」の家に泊まることになった。
            巻子は銀座の病院で豊胸手術を受けるために上京した。
            緑子は大人になる過程の少女。言葉を発しなくなっていた。
            意思を伝えるのは文字で。

            緑子の日記と、「わたし」目線から見た出来事で綴られる。
            緑子は子供は作らないと決めている。
            危険を冒して胸を膨らませようとする母のこともわからない。
            いろいろなことがうまくできない。もどかしい。
            言葉にも行動にもならない。
            ただ素直に綴るのは日記の中でのみ。
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            わたくし率イン歯ー、または世界

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              評価:
              川上 未映子
              講談社
              ¥ 1,365
              (2007-07)

              表題作の「わたくし率イン歯ー、または世界」と「感じる専門家 採用試験」との二編から成る。
              タイトルが強烈すぎてどんな中身なんだ?と引いてしまったが、
              意外や意外、今まで読んだ川上さんの作品の中で一番読みやすい本だった。

              というか、すごくよかった。
              今年に入って読んだ中でベスト5には確実に入る。

              あらすじは書けない。無理だ。
              書いたらつまらなくなってしまう。

              川上さん独特の世界観、私の世界か周りの世界かそれとも混じり合っているのか
              よくわからなくぐるぐるなってくる感じ。
              歌うみたいに滔々と流れるよどみない口語体の文章。
              続いていないように見えてきっちりと先のある意味
              一つ一つの言葉がきっちり独立して立っていて
              はっとさせられる。

              哲学本に近いような気もする。
              続きを読む >>

              先端で、さすわさされるわそらええわ

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                川上未映子初読了。
                私は本を図書館で借りてくることが多いのだけど、
                人気のある人はなかなか借りられない(そりゃそうだ)
                この作家さんの本は芥川賞を取る前からずっと気になっていたのだけど、
                今回初めて出会えた!
                いや、予約とかすれば確実に出会えるんだけどね、
                なんというかその時の本との出会いを大切にしたいと言うか
                たまたま見つけたときのほうが感動が大きいと言うか
                ぶっちゃけめんどくさいというか
                なのでしないのです。

                で、この本。
                一言で言うと難解。
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