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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    花嫁

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      評価:
      青山 七恵
      幻冬舎
      ¥ 1,470
      (2012-02-10)

      これはおもしろい!
      最近青山さんの本は私的には不発が多いなあと思っていたけれど、これは大ヒット。

      仲の良い四人家族。
      和菓子店を営む両親。
      大福が大ヒットし、繁盛店として周囲にも知られている。
      もうすぐ結婚する兄、
      それに対して快く思っていない妹。

      彼ら一人一人の視点から描かれる物語。
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      すみれ

      0
        評価:
        青山 七恵
        文藝春秋
        ¥ 1,260
        (2012-06-09)

        哀しい話、と感じた。
        決してそれだけじゃないはずなんだけど、
        うっすらと絶望感が広がる物語。

        藍子が十五歳の頃一緒に暮らした女性、レミ。
        学生結婚した父母の大学時代の友人。

        ちょっとふつうの人と違うと藍子は思った。
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        わたしの彼氏

        0
          評価:
          青山 七恵
          講談社
          ¥ 1,680
          (2011-03-11)

          不思議な感触の小説だった。
          美しい青年、鮎太朗。
          強くて美しい気ままな三人の姉に鍛えられ(?)
          他人とは少し違う感覚で生きる。

          端から見ると、行き当たりばったりに見える彼と
          短いタームで変わる「彼女」との関係。

          瞬間瞬間は、わかる。
          けれど、全体を通じての統一感がなく、
          不思議と読みづらいと感じる本だった。
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          お別れの音

          0
            評価:
            青山 七恵
            文藝春秋
            ¥ 1,300
            (2010-09)

            冷たく、突き放すような印象を抱く本だった。

            お別れといっても形は様々だけど、
            ここに描かれるものは、すべて心がきんと凍るような
            寂しいよりも無感情になってしまうような、別れ。

            短篇集
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            魔法使いクラブ

            0
              評価:
              青山 七恵
              幻冬舎
              ¥ 1,575
              (2009-11)

              初めは些細でしかないずれ。
              気がついたら「普通」の道から大きく外れていた。
              どこからそうなったか、なんてわからない。

              超シュール。怖いほど現実的。

              幼なじみの三人組、結仁、葵、史人。
              よわっちくていじめられている史人、
              天真爛漫な普通の女の子、葵
              普通なのに、どこか現実との折り合いがうまくいっていない結仁。
              土手で魔女(らしき)を見てから彼らは魔法使いクラブを結成した。
              毎日集まっては魔法の勉強にいそしむ。
              三人で契約を交わした。「三人のここ心からの願いが叶うまで魔法使いクラブを続ける」

              小学生だった彼らは中学生になり、高校へと進む。
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              かけら

              0
                評価:
                青山 七恵
                新潮社
                ¥ 1,260
                (2009-10-01)

                タイトルのままの物語。
                ピース。
                それだけでは物語を形成しないひとかけら。
                だけど、何か心にひっかかるとっかかりみたいなもの。

                伝えたいことがあるのかないのかはよくわからない。
                感じるものはあった。
                他の人が感じるかわからないし、もし何か感じたとしても
                それが私と同じものだとは思えない。
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                やさしいため息

                0
                  評価:
                  青山七恵
                  河出書房新社
                  ¥ 1,260
                  (2008-05-16)

                  あれ?この人ってこんなにいい本書く人だっけ?
                  ととても新鮮な驚きがあった。

                  今まで何冊か読んだことがあるけれど、
                  その中ではこれが一番傑作だと思う。

                  人との付き合いがすこし苦手な姉、まどか。
                  自由奔放で人の心を試しているような行動をとるもその人柄で愛される弟、風太。

                  しばらくどこぞに消えていて連絡の付かなかった風太と偶然電車の中で再会する。
                  社会人としてはまぁ合格である範囲で働いているまどかは
                  風太の願いを聞き入れ、家のない彼を家にしばらく置くことにする。
                  風太を通じて出会った男、緑
                  会社での今まで気にも留めなかった人たちとの交流。

                  少しずつまどかを変えていく。
                  続きを読む >>


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