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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    ケルベロスの肖像

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      評価:
      海堂 尊
      宝島社
      ¥ 1,600
      (2012-07-06)

      田口先生がまともに活躍するのは久しぶりなんじゃないだろうか?
      初期の軽妙な掛け合いが復活していて、
      小説として面白く読めた。
      しばらく論文読んでるんじゃないか?と思うくらい硬く小説としては面白みに欠けていたけど。

      しかし東城大病院もすごいことになってきた。
      今後の展開に期待。

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      極北ラプソディ

      0
        評価:
        海堂 尊
        朝日新聞出版
        ¥ 1,680
        (2011-12-07)

        ブレイズメス1990で登場した世良雅志が登場する。

        財政破綻した極北市。
        その市民病院を立て直すため院長としてやってきた世良。
        名ばかりの外科部長、今中良夫は暗澹とした気持ちで毎日を過ごしていた。
        二人しかいない医者。足りない看護師。
        救急を受け入れることができない状況で、
        現在は隣の雪見市の救命救急センターに救急はすべて頼っている。
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        ナニワ・モンスター

        0
          浪速市の診療所である病気が検出された。
          新型のウイルス、インフルエンザ・キャメル。
          パンデミックが予想されるため、空港での水際防止作戦がとられている最中の国内発見。
          浪速府の知事、村雨はメディアで紀州の検疫官、喜国を使って過剰なキャメルへの反応への抑止をかけた。

          これはもはや小説の域を超えているんじゃないか、と思わせる。
          一時期大々的に報道された新型インフルエンザ。
          それの顛末そのまま。
          そして日本の行政のありかたもおそらくそのままなのだろう。

          読者というよりは日本国民にあてたメッセージ。
          Aiの普及。医療の改革。日本国の破壊と復興。
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          ブレイズメス1990

          0
            評価:
            海堂 尊
            講談社
            ¥ 1,680
            (2010-07-16)

            ブラック・ジャックを思い出す。
            天才的な技術を持ち、患者の命を運と金に委ねる。

            外科医三年目の世良雅志。
            ニースで催される国際学会にお伴することになったが、
            佐伯教授(病院長)からある任務を受けていた。
            学会で発表するはずだった天城雪彦にある封筒を渡すこと。

            モナコ公国のモンテカルロ・ハートセンターで特殊な形で勤務する天城。
            世良は桜宮心臓外科センターのセンター長に推挙するという佐伯の意思を汲み、
            カジノで世良自身の運をみせることになる。
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            ジェネラル・ルージュの凱旋

            0
              時系列的には、「チーム・バチスタの栄光」の直後の物語のはず・・・
              なのに、まさかの読み残し!

              最新に近いものばかり読んでいて、
              久しぶりに初期の方の作品を読むと、非常に新鮮。
              医療の現状は相変わらず書かれているけれど
              それも素人に比較的わかりやすい、人間模様をメインにした
              しっかりと作られた物語。

              愚痴外来と名の通る田口の院内ポストに投げ込まれた告発文
              「救命救急センターの速水部長は、医療代理店メディカル・アソシエイツと癒着している。
              VM社の心臓カテーテルの使用頻度を調べてみろ。ICUの花房師長は共犯だ」
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              アリアドネの弾丸

              0
                評価:
                海堂 尊
                宝島社
                ¥ 1,500
                (2010-09-10)


                チーム・バチスタシリーズ
                イノセント・ゲリラの祝祭
                の後の話。
                登場人物を理解するためにもこのシリーズはきちんと順をおって
                そんでもって出来れば読み返せるように手元においておいたほうがいい種類の本・・・・
                なのだけど、私はそうしていないから記憶のみで毎度読んでいる・・・

                イノセント・ゲリラの事件の後、東城大にエーアイセンターを作るという動きが始動していた。
                愚痴外来にのんびりと骨をうずめるはずだった田口は
                またもここで担ぎ上げられ、エーアイセンター長としてのまさかの辞令を受ける。

                古くからの友人である放射線科准教授の島津を始め、
                法医学教授の笹井、元警察庁局長の北山、元極北市監察医南雲、
                などそうそうたるメンバーが田口の下につくことになる。

                島津の助言を得て、エーアイ推進派であり、スカラムーシュとよばれる彦根新吾を副センター長
                厚生労働省の火食い鳥、白鳥圭輔をオブザーバーとして
                召還することになった。

                エーアイ推進派である医療側、反対派である監察側
                監察側がオブザーバーとして呼んだのが警視庁の宇佐美警視。

                ただでさえ不穏な出港であるというのに、
                そんな中、人が死んでしまう。
                コロンブスエッグと呼ばれる強力なMRI装置の部屋で
                相次いで、二人。
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                マドンナ・ヴェルデ

                0
                  ジーン・ワルツと対になる物語

                  主人公は山咲みどり60過ぎ?でメゾン・ド・マドンナというマンションに一人で暮らす
                  しっかりした女性。
                  夫はずいぶんと前にあっさりと死んでしまった。
                  彼女に残されたのは一人娘の理恵
                  理恵は帝華大学で産婦人科医をしている。
                  理恵の夫伸一郎は仕事で渡米して今は別々の暮らしを送っている。

                  久々の理恵の帰郷で、理恵はみどりに御願いをする。
                  「ママ、私の子どもを産んでくれない?」

                  代理母。日本では生んだ人間が母親と認められ、
                  今も激しく論争が続いている問題。

                  人工授精のエキスパートである理恵、
                  奇しくも彼女自身の子宮の奇形により、
                  出産は不可能であった。
                  研究のため?自身の子ども欲しさのため?
                  理恵はみどりに頼み、
                  戸惑いながらもみどりはその申し出を受け入れる。
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                  極北クレイマー

                  0
                    評価:
                    海堂 尊
                    朝日新聞出版
                    ¥ 1,680
                    (2009-04-07)

                    北海道、極北市。
                    バブル時期に建設した無駄建築物、毎年赤字を抱える市財政
                    極北市役所と強く結びついた極北市民病院。

                    今中は八年目の外科医。
                    極北大学病院から派遣され来た普通のいい医者。

                    地方は人数が少ない分、わかりやすいヒエラルキーができやすいと思う。
                    これはまさにその典型。
                    強いものが自分の利益だけを分捕り、
                    どれだけ市が借金を抱えようが知らぬふり。
                    日本の縮図みたいなものだと思うけどね!

                    どこもかしこも病院らしくない極北病院。
                    看護婦はいつでもサボっているし、
                    やる気のない医者がいる。
                    一人で頑張って「正しいこと」をしようと張り切る院長
                    唯一看護婦からも市民からも尊敬される産婦人科医、三枝。

                    面白い、のだけど、なんだかすっきりしない。
                    ここ最近の海堂さんの小説はどれもそんな感じ。
                    前回も書いたけれど、物語としてよりも、告発文としての意義が強いと感じる。
                    現実は知りたい。物語の形をとってくれていれば知識として取り込みやすい。
                    でも、物語として未完成。そんな感じ。
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                    イノセントゲリラの祝祭

                    0
                      「チーム・バチスタの栄光」の最後の方で登場し、
                      他の海堂さんの本の中でも折に触れて登場してきた「エーアイ(Ai、死亡時画像検査)」、
                      ひいては日本の解剖実態がメインのテーマ。

                      日本の医療は世界的に見ても優秀だけど、
                      政治的に利権を取るために制約されているわけのわからない現実や
                      現場の状況を全く尊重していない決め事がたくさんある。

                      「白鳥・田口コンビ」の本筋シリーズは何冊か読んだけど、
                      これが「物語」としては一番の面白くなかった・・・。
                      知識的にはとても勉強になるし、
                      場をかっさらう彦根の存在、弁論はとても面白かったのだけど、
                      告発文としての存在の方が大きかったように思う。
                      読んでよかったと思うし、決して嫌いなわけじゃないのだけど。

                      医療事故死問題をとりあげ、解決に導いていくための委員会が厚生労働省により開かれ、
                      田口はメンバーとして招集されることになった。
                      もちろん、裏では白鳥が糸を引いていた。
                      役人主導で行われる退屈な会議。
                      すでに協議内容や進行先は決まった中で無意味とも思える話し合いが行われる。
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                      ジーン・ワルツ

                      0
                        評価:
                        海堂 尊
                        新潮社
                        ¥ 1,575
                        (2008-03)

                        新しい命が誕生すること。
                        無事に生まれること。
                        奇形がない「正常」な人間が生まれてくること。
                        それがどれだけの奇跡であるか。
                        数え切れないほどのステップを踏んで、遺伝子はワルツを踊って完成する。

                        曾根崎理恵は帝華大学産婦人科学教室の助教で、不妊治療を専門としている。
                        助教の食い扶持だけでは足りないため、ほとんどの大学病院勤務医は非常勤の医者として
                        外部の病院でアルバイトをする。理恵もかつてから「マリアクリニック」という病院で不妊治療にあたっていた。
                        大学が独立法人化されるという政府の無意味な政策により、
                        地域医療は破綻しかけていた。
                        「病気」でないお産は不測の事態が起こった場合に訴えられる可能性も高い。
                        そうして、産院は少しずつ姿を消す。
                        「マリアクリニック」も最期のときを迎えようとしていた。
                        院長である、三枝茉莉亜の命と同様に。

                        とてつもなく頭がきれ、冷徹だが深い情熱を秘めた理恵は「冷徹な魔女(クール・ウィッチ)」と呼ばれている。
                        神の領域に踏み込んだ人工授精のエキスパートというのもその呼び名を高めている所以かもしれない。

                        かつては理恵とともにマリアクリニックで勤務もしていた清川吾郎は理恵の上司で
                        帝華大学で准教授を務めている。
                        頭はきれるが、女たらしで無駄な努力は嫌う。

                        産婦人科、ひいては病院そのもののあり方、現状、無根拠で自らを死に追いやるような法案を可決させた官僚たち。
                        生んでくれと願う割には不妊治療には一切の保険が効かない。
                        理恵は誰よりもその痛みを知っていた。
                        だからこそ、彼女は大博打に出る。
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