スポンサーサイト

0

    一定期間更新がないため広告を表示しています


    • 2013.11.17 Sunday
    • -
    • -
    • -
    • -
    • -
    • by スポンサードリンク

    ふる

    0
      評価:
      西加奈子
      河出書房新社
      ¥ 1,470
      (2012-12-06)

      少しせつなくて、とてもやさしい本だった。
      女のあたたかさって私の中では気持ち悪さと紙一重。
      そのあたりを上手に書いているので染みこむように伝わった。
      けど、気持ち悪さがちょっと勝ってしまったかも。

      池井戸花しすは珠刈さなえと猫二匹と一緒に住んでいる。
      28歳。恋人はいない。
      ウェブデザインの会社で外国人の女性器のモザイクがけをしている。
      続きを読む >>


      地下の鳩

      0
        評価:
        西 加奈子
        文藝春秋
        ¥ 1,260
        (2011-12)

        表題の「地下の鳩」と「タイムカプセル」の二編。
        とてもよかった。
        すごく鮮明な痛み。
        でも少し、みずみずし過ぎて、痛い。


        「地下の鳩」の方は、落ちないようにしがみついてしがみついてでも限界が来て、
        ゆっくりと沈んだ後少しだけ浮上する物語。
        考えたらタイトルそのままだな。うまくできている。
        続きを読む >>

        漁港の肉子ちゃん

        0
          評価:
          ---
          ---
          ---
          ()

          すごくよかった!
          肉子ちゃんのキャラクター全てが愛おしい。
          様々なエピソードだったり、会話だったり、行動だったり
          こういう人が近くにいてくれたら楽しくて仕方ないだろうなと思う。

          北陸の漁港に暮らす二人。
          焼肉屋で住み込み店員のように働く肉子ちゃん。
          彼女の娘の喜久子。
          陽気で明るいおデブな肉子ちゃん、
          よく可愛いといわれる喜久子。
          続きを読む >>

          白いしるし

          0
            評価:
            西 加奈子
            新潮社
            ¥ 1,365
            (2010-12)

            変えられない運命のようなもの。
            不幸でもあり、幸福でもある。
            そこから逃れようとあがいてみる、彼ら。
            違う場所にいる人間は彼らの状況をきっと不思議に思う。
            それが、切ない。

            バイトをしながら絵を描く夏目、三十二歳、女。
            男友達で写真家の瀬田とはよく二人で飲む。

            夏目が信頼する瀬田から紹介されて間島の個展に行った彼女は圧倒された。
            白いキャンパスに描かれた白い富士山。
            続きを読む >>

            円卓

            0
              評価:
              西 加奈子
              文藝春秋
              ¥ 1,300
              (2011-03-05)

              大家族の末っ子、渦原琴子。
              祖父、祖母、父、母、十四歳の三つ子の姉に囲まれ、
              美人な姉たちからは、大きく好かれている。

              同じ団地に住むぽっさんはこっこのことをよく理解している。

              きりこについてとよく似ていて、正反対の物語。
              恵まれた環境に育ち、孤独を欲し、
              愚かな周囲を罵倒し、
              幸も不幸もひっくるめ「特別」である周りの人間を羨ましく思うこっこ。
              続きを読む >>

              炎上する君

              0
                評価:
                西 加奈子
                角川書店(角川グループパブリッシング)
                ¥ 1,365
                (2010-04-29)

                西さんの書く物語はいつでも雰囲気が違って面白い。
                いつでもその時に書きたいもの、感じたものをそのまま文字にしているような感じがする。

                ただ、これは正直にいうと、未完成かな、と感じた。
                複雑な文章をつかって、詩的に表された物語
                続きを読む >>

                うつくしい人

                0
                  評価:
                  西 加奈子
                  幻冬舎
                  ¥ 1,365
                  (2009-02)

                  西さんの書かれた本の中で(私が読んだものの中で、だけど)
                  一番西さんの心の流れのままうわっと一気に書かれたようなものに思えた。

                  相変わらず透き通るような物語。
                  知らぬ間にはまっていた泥沼のループから
                  解き放たれて、いつしか空を飛んでいたような。

                  「しっかり」生きてきた、はずだった。
                  ただ美しい姉の存在を見返すように。
                  きちんと会社に入って、きちんと友達を作って、
                  その場の空気をよく読んで、うまくやってきたはずだった、百合。

                  それがうまくいかなくなった。
                  重い体と否定的な妄想と多きすぎる自意識をもって
                  瀬戸内海の島にあるリゾートホテルに休みに行くことにした。
                  続きを読む >>

                  きりこについて

                  0
                    評価:
                    西 加奈子
                    角川グループパブリッシング
                    ¥ 1,365
                    (2009-04-29)

                    美しく裕福でおしゃれな両親のもとに生まれついた
                    ぶすな女の子。
                    両親はきりこと名づけたその子を溺愛し、
                    かわいい、かわいいと囁き続けた。本心から。
                    おかげできりこは自分のことをかわいいと信じていた。

                    生まれながらに持ったカリスマ性で、
                    周囲の女の子たちを巻き込んで女王のような居場所に坐っていた。
                    幼稚園、小学校までは。

                    黒猫を拾った。
                    それにラムセス鏡い般召鬚弔韻拭
                    彼女は猫たちと会話ができるようになった。
                    そして自分を鏡で見続けた。
                    続きを読む >>

                    こうふくあかの

                    0
                      評価:
                      西 加奈子
                      小学館
                      ¥ 1,260
                      (2008-03-27)

                      こうふくみどりのにどことなくリンクする作品。
                      ・・・らしいのだけど、私にはそのポイントがよくわからなかった。
                      プロレスラーの猪木が出てくるところ?それだけじゃないんだろう。
                      時代背景も、描かれる物語事態もまるで別物。

                      プライドが高く、他人の目を異常に気にし、
                      職場ではいい上司であろうと演技をする。さりげなく。
                      彼は平穏で安らかな日常が欲しかった。
                      それを維持するために必死になっていた。
                      家族の愛を知らないで育った彼にも今では妻がいる。
                      ただし、妻にはしばらく触ってもいない。

                      なのに、妻が妊娠した、と告げる。
                      私、産みたいの。

                      合間合間にはさまれるプロレスの描写。
                      死が遠くなった世界で「死ぬ気」で戦うアムンゼン
                      アムンゼンの前に現れた新人、サミー。
                      サミーは「死ぬ気」でアムンゼンに挑んできた初めてのレスラーだった。
                      続きを読む >>

                      通天閣

                      0
                        評価:
                        西 加奈子
                        筑摩書房
                        ¥ 1,365
                        (2006-11)

                        このペースで読むとすぐ読みきってしまいそうで恐ろしい。
                        またも、西加奈子さん。

                        ここ数冊は切ない、悲しい、暗い雰囲気の本を読むことが多かったが、これもまたそう。
                        ただし、最後には希望の光が見えた。
                        終わり方は、見事。

                        中年の男。
                        工場で作業する仕事に従事している。
                        パーツを組み合わせて製品を作るラインで周りが恐れるほどのスピードで作業する。
                        女も、子供も、いない。
                        ストイックで単調な毎日。
                        外食をするところは二つあって、そのどちらかの店でいつも食べるような。
                        できれば、誰も自分に関わらないで欲しい。そう願うが、
                        声を掛けられたその後なんとなくもやもやと葛藤し始める。
                        以前は子持ちの女と暮らしていたことがあった。
                        それを時々思い出す。
                        そんな頃新しく仕事場に入ってきた若い子となんとなく仲良くなる。


                        若い女。
                        健康的な毎日を送っていた少し前の日々。
                        それは、恋人、マメがいたからだった。
                        突然出て行ったマメ。だんだんマメからの連絡が少なくなってくる。
                        マメのことが好きで引き止めたくて、夜の仕事に身を落とした。
                        夜はスナックの黒服として働いて、昼間、寝る。
                        声の小さいママにも、うるさくて鬱陶しいオーナーにも、
                        時代遅れの女にも、同じセリフの再生機みたいな女にも、イライラする。

                        続きを読む >>


                        PR
                        calendar
                            123
                        45678910
                        11121314151617
                        18192021222324
                        25262728293031
                        << October 2020 >>
                        selected entries
                        categories
                        archives
                        recent comment
                        recent trackback
                        links
                        profile
                        search this site.
                        others
                        mobile
                        qrcode
                        powered
                        無料ブログ作成サービス JUGEM
                        JUGEMのブログカスタマイズ講座