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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    リスの窒息

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      評価:
      石持 浅海
      朝日新聞出版
      ¥ 1,680
      (2010-02-05)

      んーーー。
      評価のしにくい本。
      構成などはとても良くできているのだけど、
      感情的に納得出来ない部分がところどころに。
      死んだ人間を目の前にした人間の行動、心理や
      「仕事ができる」という人間の弱すぎる心や。

      秋津新聞社の読書投稿欄「スピーカーズ・コーナー」の編集として働く舞原馨。
      三十過ぎの細川は元社会部だということだった。

      そんな課に誘拐、身代金要求のメールが届いた。
      野中栞という女子中学生が縛られている写真も添付されていた。
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      ブック・ジャングル

      0
        評価:
        石持 浅海
        文藝春秋
        ¥ 1,680
        (2011-05)

        地元の閉館した図書館。
        壊される前にもう一度中を見てみたいと思い、
        大学生の沖野は、友人の秋元とともに夜の図書館に侵入することにした。

        もうすぐ大学生の女子三人。
        両親が離婚した百合香。母方に引き取られたが、図書館司書をしていた父に
        図書館にいってよく会っていた。
        大好きな本が除籍されることになり、それを取りに
        友人の一実と真優と夜の図書館に侵入することにした。

        鉢合わせして、出会わなかったことにしようと意見が一致したが、
        状況が一変する。
        おもちゃのヘリコプターが女子たちを狙って襲ってきた。

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        八月の魔法使い

        0
          評価:
          石持 浅海
          光文社
          ¥ 1,470
          (2010-07-17)

          よくできたミステリだと思う。
          でもよくできすぎ。
          どれだけミステリてきな出来事を起こそうとしても
          ある程度は不確定要素が発生するはず。
          それがない。

          拓真と恋人の深雪が働いている株式会社オニセンでは
          夏休みを各自自由なタイミングでとっていいことになっている。

          他の企業が多くお盆休みであり、
          忙しくない仕事をしていた拓真は書類に印鑑をもらいに総務部を訪れた。
          そこで、中林部長に、ある書類を確認してもらっている松本係長の様子、
          また、その書類の内容を見てしまう。

          どんな些細な事故も必ず報告が上がるはずの会社で、
          その書類には7月に起きた工場事故のことが載っていた。
          中林部長は顔を青ざめ、拓真は知らない事故に衝撃を受けた。

          深雪は企画部に所属している。
          普段は出ないような役員会議にプレゼンテーションをする大木課長の補佐として出ることになっていた。
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          まっすぐ進め

          0
            評価:
            石持 浅海
            講談社
            ¥ 1,575
            (2009-05-29)

            なんとなく石持さんのくせみたいなものがわかってきた。
            もやもやしたところを残さないすっきりとしたミステリ。
            好きな人は好きだろうけれど、
            私はやっぱりもやもやしたものが好きみたい。

            救いの言葉でも、あまりにもあっさりと謎や真実を語られてしまっては
            鼻白んでしまう。

            「幸せに向かってまっすぐ進め」という意味で名づけられた川端直幸。
            酒好きで、友人の黒岩正一とその彼女、千草とともによく飲んでいる。

            直幸は本屋ではっとするような「きれいな人」を見た。
            その人がとても印象に残ったのは、左腕に二つ腕時計をしていたから。
            その話を二人にしたところ、千草の知っている人だったため、
            四人で飲むことになった。
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            温かな手

            0
              評価:
              石持 浅海
              東京創元社
              ¥ 1,470
              (2007-12)

              SF?ミステリ。

              健全な心を持った人間のエネルギーを吸収して生きる生物
              見た目は人間そのもので、とても美しい容姿をしている彼ら。
              周りにばれないように普通に働いたり学生をしたりしている。

              大学の研究室で助手をしている畑寛子の元にはギンちゃんという「彼」がいる。
              ともに生活をして、余剰なエネルギーをギンちゃんが吸い取る。

              サラリーマンの北西匠の元には、ムーちゃんという「彼女」がいる。
              同じく、健全なエネルギーをもらって生きている。

              そんな彼らには不思議な事件が舞い込む。
              それを鮮やかに解決していく、「彼ら」
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              扉は閉ざされたまま

              0
                本格ミステリー。
                いかにも、ってほどミステリー。

                主人公は大学時代の仲間たちの同窓会に参加した伏見。
                この仲間たちとは、酒(または肴)をかすがいにして繋がっていたのんべいグループ。
                プロローグで、伏見は仲間の一人、新山を殺害する。

                時間はさかのぼり、久々の出会いからスタート。
                頭の回転が速い伏見。それより上手かと思われる女性、優佳。
                何も気づいていないほかの仲間たちを尻目に
                二人だけの頭脳合戦が始まる。
                続きを読む >>

                賢者の贈り物

                0
                  評価:
                  価格: ---
                  ショップ: ---

                  昔話、童話、神話など有名な話をモチーフに
                  現代風にアレンジした小説。短編集。

                  前編に出てくるのは、磯風という女性。
                  OLだったり、一児の母だったり、高校生だったり、様々。
                  多分同じ人物だけど、同じ人物じゃない。
                  物語を導くために現れたような人。

                  何かよくわからない不思議とも思えるような出来事に
                  主人公たちは出会う。
                  そこで磯風が登場する。
                  彼らは顛末を話し合い、想像し、一番ふさわしいであろう現実を推理する。
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                  BG、あるいは死せるカイニス

                  0
                    まあまあ面白かった。
                    でも、これからに期待。
                    これから進化しそうな作家さんだな、という印象を受けた。
                    追っかけてみよう。

                    ミステリ・フロンティアはわりと上質な本を扱っていると思う。
                    新しい作家さんを探す時は、とりあえずミステリ・フロンティアで借りてみるのが最近のやり方。

                    生まれながらの男がいない世界。
                    有能な女が、通常出産を経て(あるいは性交を経て)男性化する。
                    成人の男女比はおよそ1:3。
                    男は子供を作るために楽な仕事を任され、たくさんの給料をもらう。もちろん一夫多妻。

                    BGという噂、もしくは伝説がある。
                    普通の男とは違う、すべてにおいて有能な男。
                    もし存在するなら、政府の中枢などに置かれるであろうという、噂。

                    優子という腹違いの姉を持った遥。
                    ある時、優子がレイプされたような状態で殺されているのが発見される。
                    優子は男性有力候補だった。
                    優子が亡くなったことで、周りがあたふたとし始める。
                    優子は何か隠し事をしていたらしいと遥は知り、独自に調べ始める。

                    続きを読む >>


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