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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    赤道

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      評価:
      明野 照葉
      光文社
      ---
      (2001-11)

      先日読んだチャコズガーデンと違って明野照葉さんの今まで抱いていた印象に近い小説だった。

      ずぶずぶとどこまでも底が見えない深い闇。
      最後の最後まで救いが見えない。

      バンコクでその日暮らしをする村瀬修二。
      当初は社命により派遣され、その頃結婚していた綾とともに
      タイに渡り、仕事に没頭していた修二。

      うだるような終わらない暑さ、粉塵の舞う道路、いい加減な国民性。

      修二の中に死神を見ていた綾。
      離婚し、会社を辞め、チョルナムのもとで仕事をするようになった修二。
      太陽を背負ったようなテイという日本人女性と時々体を重ねる。
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      チャコズガーデン

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        評価:
        明野 照葉
        中央公論新社
        ¥ 1,575
        (2011-03)

        武蔵野市御殿山にあるマンション、チャコズガーデン御殿山。

        渚はそこで一人で暮らしている。
        資産家の息子である秋介と結婚し、暮らしていたが、
        離婚し、慰謝料代わりにマンションを受け取り、一人で暮らす。

        隣人にきれいで上品な女性、岡地が越してくる。
        その子供、ケイトは女の子のように愛らしい繊細な顔立ちをした子供だった。

        そんな折マンション内で問題が発生する。
        個人情報の流出、夜間の不審な音、不審者。

        普段疎遠でありがちなマンション内の住人が
        必要に迫られ、その各々の事情を明かしていく。

        ただひとつ、七回に住むオーナー並みの待遇を受けている恒例の女性、村内。
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        海鳴

        0
          評価:
          明野 照葉
          双葉社
          ---
          (2002-12)

          どろどろとした女の欲望。
          自分になかった才能を娘に見出しその子に自分の分も夢を遂げさせようとする。
          自分を助けてくれたはずの夫も、
          安泰な生活を保障してくれた夫の実家も
          全て投げ出して娘につぎ込む。

          その娘は妖しいほどに変わっていく。
          母も、疎ましく思い、華やかな世界に身を投じていく。

          痛々しい姿だなーと感じた。
          こんな風に感情だけで動くことは私には決してできない。
          もっと周りを見たり、リスクを減らしたり、
          他の人の言うことにも耳を貸したらいいのにとかわいそうになってくる。

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          澪つくし

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            評価:
            明野 照葉
            文藝春秋
            ¥ 2,000
            (2006-05)

            こちら側(此岸)とあちら側(彼岸)の合い間をさまよう人たちの物語。
            短編集。
            前編不可思議な何かしらの存在が出てくる。
            例えば幽霊だったり、不思議な力を持った人たちだったり。

            それぞれ別の物語だから仕方がないのだろうけれど、
            同じような説明がそれぞれの編の中で見られたのが、少し邪魔臭く感じた。
            普通だったらそんなに気にならないのだけど、
            表現が全く同じであえて同じにしているような気配もなかったから使いまわしじゃないのか?と思ってしまった。

            澪ってきれいな言葉だなぁ。
            水の眼に見える流れのことのようだ。
            それを指し示した澪標(みをつくし)。

            表題作と前作「雨女」がよかった。
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