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    • 2013.11.17 Sunday
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    ぬるい毒

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      評価:
      本谷 有希子
      新潮社
      ¥ 1,365
      (2011-06)


      地味だけど決定的な人間の悪意、毒。
      ぬるいっていうけど全然ぬるくない。
      私は一時でもこんな毒に浸かりたいとは思わないし、
      じわじわと尊厳を傷つけられていると知ったその時点で逃げると思う。

      卒業アルバムを手がかりにした、という向伊が熊田の実家に電話をかけてきた。
      魅力的な男。欠点さえも長所になるような。

      美しくなった自分を見て欲しくて、
      自分から電話するのは格好わるいから
      プライドが高いだけ
      そしてまんまと向伊に飲まれていく熊田

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      あの子の考えることは変

      0
        評価:
        本谷 有希子
        講談社
        ¥ 1,365
        (2009-07-30)

        本谷有希子、好きだなぁ!
        この変人さといい、意味不明っぷりといい、なんだかんだいってきれいにまとまっているところといい、最高!

        方向を完全に間違えているから変人になってしまっているけれど
        一所懸命さとか、切なさにはすごく共感する。
        でもやっぱり間違ってるから笑える、でも泣きそうになる。
        主人公と同じように本全体が不安定。それがいい。

        高井戸で女二人で暮らしている巡谷と日田。
        どでかい煙突がそびえたつ清掃工場が建っている。
        ダイオキシンが発生していた(今はほとんど発生していないと区は宣言している)おかげで
        ある症状があらわれるという都市伝説がある。

        日田はXデーを待っている。
        ある日一気に「ある症状」をみんなで発祥するその日を待ってる。

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        乱暴と待機

        0
          評価:
          本谷 有希子
          メディアファクトリー
          ¥ 1,365
          (2008-02-27)

          お兄ちゃんこと山根と一緒に暮らす奈々瀬。
          奈々瀬はいつもお兄ちゃんの言うがまま。
          でも彼らの世界は完結していて、二人は幸せそうだ。

          奈々瀬はずっと待っている。
          くたびれた格好をして、化粧もせず、めがねをして
          山根の復讐を待ち続けている。

          本谷さんらしいなぁ!
          意味わかんなくて、やりたい放題で、でもがんじがらめになっている
          理解や共感しづらいキャラクターたち。
          最初から素直になればいいのにとなんとなく思うけれど、
          すぐ打ち消す。
          だってこのままのがおもしろいじゃん。
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          ぜつぼう

          0
            評価:
            本谷 有希子
            講談社
            ¥ 1,470
            (2006-04-28)

            本谷さんの本二冊目読了。
            もうタイトルからして、イっちゃってる感満々。
            今回は主人公が男だったんだけど、女を描いたほうがうまいと思った。
            生きてるだけで、愛の方が倍くらい面白かった。

            主人公は芸人。元、芸人かもしれない。名前は戸越。
            ロシアを旅して戻ってくると超売れっ子になっていた。
            分刻みのスケジュールをこなした後は相方のオレグに逃げられ
            そこからは転落の一途だった。
            顔が知れ渡っているのに、仕事はない。
            おかげで重度の不眠になり、眠剤を大量に飲む。

            鳩おじさんと名乗るホームレスに言われ、彼の実家に住むことになった。なぜか。
            そこにはいないはずの人がいた。
            シズミと名乗る女性はその家の人間とは全く関係がないが
            その家の娘だとなりすまして暮らしていた。
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            生きてるだけで、愛

            0
              評価:
              本谷 有希子
              新潮社
              ¥ 1,365
              (2006-07-28)

              本谷有希子という名前は劇団の方で初めて知った。
              その後で、小説も書いてることを知り、ついでに芥川まで受賞していることを知って驚いた。
              こんな作品を書く人のステージはどんななのだろう。
              TVで、「理解できない」「狂っている」と評されているのを聞いたが、
              ますます見てみたくなった。

              寧子は感受性豊か。鬱病。無職。過眠。
              彼氏の津奈木の家に転がり込んでいる。
              定期的に訪れる鬱の波に毎度生活やら人生やらをめちゃくちゃにされながら生きてる。

              津奈木は何もしない。言わない。
              寧子の思うがままに吐き捨てられた罵詈雑言を受け流し、
              毎日ちゃんと会社に行く。

              今回の波はでかかった。
              ひたすら寝て過ごす彼女のもとに、
              津奈木の元カノだという女が現れる。
              津奈木は優しいから、出て行けとはいえない。
              自分とよりを戻したいと思っても、いえない。
              だから、とりあえず家を出ろ。働け。バイトはここで。
              なんとか津奈木とよりを戻したいらしい。
              続きを読む >>


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