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評価:
瀬名 秀明
新潮社
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(2005-08-30)
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瀬名さんの名前は「パラサイト・イブ」で知っていた。
読書家の弟が面白いよと推薦してくれたが、
うーん、この本で言えばそこまで・・・という感じ。
AI、ロボットを開発する研究者、尾形祐輔。
彼の開発したケンイチと名づけられたロボットは
少年の見ためで、尾形や彼の共同研究者である一ノ瀬玲奈からさまざまなことを学習してきた。
尾形はメルボルンで行われるAI開発の大会に来ていた。
尾形は今までケンイチや玲奈と一緒に巻き込まれた事件のことを小説にしている。
その編集者、奥山友美も尾形とともにメルボルンに来ていた。
かつて尾形に強烈な印象を残し、事故に遭って死んだはずのフランシーヌ・オハラ。
彼女は完璧なロボットを引き連れて参戦してきた。
彼女はAI開発研究者に波紋を投げかけた。
「知能」とは何か。「人間らしさ」とは何か。