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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    つるかめ助産院

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      評価:
      小川 糸
      集英社
      ¥ 1,470
      (2010-12-03)

      心も体もゆっくり緩むような物語。
      暖かくて、やさしい。

      小野寺君とのの思い出の島に一人でやってきたまりあ。
      唐突にいなくなり、仕事も辞めていた夫。

      ぼんやりと島をさまよっていた彼女に声をかけたのは、「つるかめ助産院」で院長をしている鶴田亀子。
      お昼に誘われ、パクチー嬢と呼ばれる女の子の手料理を食べ
      診察室に呼ばれ、妊娠していることを告げられる。
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      あつあつを召し上がれ

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        小川さん自身が相当な食道楽なのだと思うのだけど、
        食べ物の描写がとても上手で
        出てくるものをことごとく食べてみたいと思わせる。

        内容はわりとシリアスなのだけど、
        食の描写が多いせいか、ほんわりとした雰囲気でまとまっている。
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        食堂かたつむり

        0
          評価:
          小川 糸
          ポプラ社
          ¥ 1,365
          (2008-01-10)

          いつかインド人の恋人と飲食店を開く。
          そう思って幸せに一緒に暮らしていたのに、
          ある日帰ってきたら彼と家にあったすべてのものが消えていた。

          家具家電はもとより、長く使えるようにいいものを買った台所用品も。
          ただひとつ、ぬか床だけは残されていた。
          料理上手な祖母の形見。大切な大切なもの。


          マンションを出て、実家に戻る。
          ショックで声を失った。

          おかんとは昔からそりが合わなかった。
          父親はいない。知らない。

          おかんが大切に飼っている愛豚エルメスの世話をすることを条件に
          住むことが許され、物置小屋を使うことを許された。

          幼いころから知っている熊吉通称熊さんがなにかと手伝ってくれ、
          倫子は「食堂かたつむり」をオープンさせる。
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          ファミリーツリー

          0
            評価:
            小川 糸
            ポプラ社
            ¥ 1,575
            (2009-11-04)

            きらきらした物語。
            現実と地続きの逃避のよう。

            穂高で生まれ育った流星。
            彼の曾祖母、菊さんは「恋路旅館」という旅館をやっており、
            毎年夏になると、少し遠い親戚のリリーが一人でやってきた。
            流星の年子の姉、蔦子と三人で遊ぶ。

            美しい思い出。
            三人で見つけた犬、「海」を
            流星はとってもかわいがった。
            蔦子は大きくなるにつれ勉強に励み
            だんだんと三人一緒に過ごす時間は少なくなっていったけれど。

            でも、転機は訪れる。
            恋路旅館から火が出て全焼してしまう。
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            喋々喃々

            0
              評価:
              小川 糸
              ポプラ社
              ¥ 1,575
              (2009-02-03)

              とても愛しい感情を抱いた。
              あと、食べること、おいしいものを愛している作者さんなんだなーと強く感じた。

              栞は東京の谷中でアンティーク着物を売るひめまつ屋というお店を営んでいる。
              店舗の二階に一人でつつましく暮らしている若い彼女。

              定期的にお店を訪れるまどかさん、
              騒々しい(と私は感じた)雰囲気の妹の花子たちと
              会話をする彼女は落ち着いていて女性らしい雰囲気を感じる。

              彼女の店に珍しく男性が訪れる。
              父とよく似た声を持つその人は春一郎という名で、
              たくさんの仕事を抱えて忙しく飛び回り、薬指に指輪をはめている人だった。

              彼は時々栞の店を訪れたり、連れ立ってご飯を食べに行くようになる。
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