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    • 2013.11.17 Sunday
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    • by スポンサードリンク

    FOR RENT -空き室あり-

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      いやあ、おもしろかった。
      少年が自らの生い立ちを探る旅、
      そこに絡む「彼女たち」の意識。

      三十七歳になる城築桂子と二十歳になる前の少年。
      桂子が社長をしている「信頼社」でかつて働いていた少年の母に相談され、
      少年に仕事を紹介した。
      そこからふとしたきっかけで特別な関係になった彼ら。
      少年の左肩には大きなあざがあった。

      なぜそれがあるのか少年自身知らない。
      彼の母が死ぬ際に、謎の言葉を残し、
      少年は幼い頃の彼の記憶がごちゃごちゃになっていることに気づいた。
      結婚し、子供がいる姉雪生は何も語らない。
      彼は本籍のある富士見へと旅立った。
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      緑ヶ丘小学校大運動会

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        とても面白かった!
        ミステリ?が本筋なのだけど、
        家族愛、小学生の子供達から見たリアル、PTAの実情
        それに配慮したリアルな学校側の対応。
        すべてが上手く描かれていた。

        小学六年生のマサル。
        母を四年生の時に亡くしてしまった。
        父は母の代わりにと努力しているが、彼自身成長してきてそこにとどまってはいられないと割りきり始めている。

        今年のPTA会長をしている母を持つイッキ。
        運動会が始まる直前に校長室に忍び込んで優勝カップに触れてみた。
        するとその中にはキラキラしたビーズであしらわれたケース、そしてその中に薬。

        マサルと同じ学年の吉崎という生徒の母がその前日急死した。

        子供たちは協力し合い、ケースを隠しながら誰がそれを優勝杯に隠したのか推理をする。

        一方母親たちは運動会という場所を利用して、あることを進めていた。
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        葛野盛衰記

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          評価:
          森谷 明子
          講談社
          ¥ 1,995
          (2009-10-30)

          いやあ、なんかごめんなさい。
          私、歴史疎いんです。

          桓武天皇の時代が第一部。
          平氏の時代が第二部。

          葛野川のこちら側、乙訓に住まう多治比の一族。
          伽耶は次期帝となる皇子に寵を受けた。
          一族の繁栄を願う彼らにとっては願ってもいないこと。

          あちら側には大きな森がそびえている。
          そこには秦とよばれる一族が住んでいて、
          多治比の人間はあちら側にはいかないようにと強く言われていた。
          その闇に魅入った耀。
          皇子を迎え入れる美しい少女の巫女、讃良。
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          矢上教授の午後

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            評価:
            森谷 明子
            祥伝社
            ¥ 1,785
            (2009-07-10)

            森谷さんの本、絶賛はまり中。
            文章と構成がめちゃくちゃうまい。

            この本は登場人物が多く、キャラクターは強いが名前を覚えにくい印象があった。

            東京のある大学の生物総合学部。
            キャンパスの一角にある古びた、用途の少ない、半ば物置部屋と化した建物がある。
            通称、「オンボロ棟」

            非常勤講師にもかかわらず、その見た目から「教授」と呼ばれてしまう矢上。
            彼は生物総合学部ではほとんど無用の日本古典文学を教えていた。

            オンボロ棟にある彼の研究室で
            ほとんどの時間優雅に本を読んだり、
            ミステリ好きの生徒、御牧咲を迎えて談笑したりして過ごしていた。

            そんなオンボロ棟で事件が起こる。
            大きな雷によって停電が起こる。
            オンボロ棟の外への道は非常階段と、エレベーター。
            一階の非常扉は開かなくなっていた。
            中に居た人間は外界からシャットアウトされ、
            矢上教授にとっては千載一遇のチャンス、死体が発見された。
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            れんげ野原のまんなかで

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              おもしろかった!
              人が死なないミステリ。
              こういう類の小説は、理屈だけ捏ね回して
              何でこんなことする必要があるの?というそもそもの疑問を抱いてしまうものが多いのだけど、
              これは全部の謎の解明方法、動機がすごくしっくりくる。

              これから読んで行きたい作家さん。

              秋庭市の人気の少ない場所に立つ秋葉図書館。
              新米職員の文子、温かい家族をもった聡い先輩職員能勢、ベテラン女性司書の日野が
              主な登場人物。

              図書館を舞台にして、さまざまな不思議な事件が起こる。
              能勢を中心にそれらの事件を解決していく。
              続きを読む >>


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