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    • 2013.11.17 Sunday
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    白鷹伝

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      山本兼一お得意の時代物。
      多分実在した人をモデルにしているんだと思う。
      少し前の本だからか、最近のものに比べると内容も文章も堅め。
      すごく読み応えのある本だった。
      雰囲気やストーリーの作り方は、「雷神の筒」によく似ていると思った。
      そう言えば、立場もほぼ同じ。
      信長に仕え、信長が欲するものを作り上げる。

      ただ「雷神の筒」の主人公と違うなと思ったのは、
      主人公の鷹に対する情熱が信長への奉公心を上回っているところ。
      誰よりもいい鷹を育て上げ、信長から「天下一」の名も受け、
      人としても進言できるほど信長から一目置かれている。

      時代が時代だけにやっぱり戦いがメインで、
      終始緊張感のある文章だったけど、
      主人公の誠意の見せ方だったり、鷹への情熱だったり、
      ほのかな恋心だったりが
      程よくやわらげてくれていた。
      主人公は浅井長政に仕えていた鷹匠、小林家次。
      織田の攻撃により、滅んでしまう直前、
      浅井長政は妻であり、信長の妹でもある「お市」を織田方に送り届けると言う役目を遣わされる。
      織田信長は鷹狂いで、以前から家次の手腕に一目置いていたため、
      家次は信長の下で鷹匠として生きることとする。

      家次が執着していたのは、伝説とも言われる白鷹「からくつわ」
      曇りなく真っ白な羽をもつ巨大な気高い鷹。
      家次はからくつわを捕らえ、狩りができるように見事仕立て上げる。

      鷹は戦闘でも使われるみたいだけど、
      どちらかというと狩りの方がメイン。
      鷹狩りは信長の気晴らしであるためか、
      比較的和やかなムード。
      それでも信長の起こす流れに惑わされ、乗っていくしかないのだけど。

      晩年、信長は気難しくてしょっちゅうヒステリーを起こす人物として
      以前も、この作品でも、描かれていたけれど、
      達観した雰囲気を持つ家次と以前の主人公では
      信長との関係も全然違うね。
      唯一弱みを見せられるような相手のように描かれていた。


      鷹の訓練の仕方はすごく興味深かった。
      こういう伝統的な鷹の手なずけ方ってまだ残っているのかな?
      からくつわが本当にいたら、見てみたいなぁ!


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