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    • 2013.11.17 Sunday
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    わたくし率イン歯ー、または世界

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      評価:
      川上 未映子
      講談社
      ¥ 1,365
      (2007-07)

      表題作の「わたくし率イン歯ー、または世界」と「感じる専門家 採用試験」との二編から成る。
      タイトルが強烈すぎてどんな中身なんだ?と引いてしまったが、
      意外や意外、今まで読んだ川上さんの作品の中で一番読みやすい本だった。

      というか、すごくよかった。
      今年に入って読んだ中でベスト5には確実に入る。

      あらすじは書けない。無理だ。
      書いたらつまらなくなってしまう。

      川上さん独特の世界観、私の世界か周りの世界かそれとも混じり合っているのか
      よくわからなくぐるぐるなってくる感じ。
      歌うみたいに滔々と流れるよどみない口語体の文章。
      続いていないように見えてきっちりと先のある意味
      一つ一つの言葉がきっちり独立して立っていて
      はっとさせられる。

      哲学本に近いような気もする。
      もし仮に、この小説のプロットみたいなものがあって、
      この内容をあなたの好きなように肉付けして色付けして小説にしてくださいと
      別の作家さんに渡したら、
      同じ内容とは思えないような本になるんだろな、と思った。
      すごくくだらない、何も入っていないストーリーだけの、本。

      この言葉があるから、川上さんはすごいと思う。
      いろんなものを見ながらいろんなことを考えているんだろうな。
      それが妄想なのかリアルなのか区別がつかないようなところまでいっちゃうんじゃないか。

      いつも読むのに苦労するのだけど、
      これはすいすいいけた。
      でも流し読みして後から苦労した。
      ちゃんと読まないとだめだ。

      (68ページ目だけ印刷された文字の色が薄かった。これは、わざと?)


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