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    戸村飯店青春100連発

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      評価:
      瀬尾 まいこ
      理論社
      ¥ 1,575
      (2008-03-20)

      戸村飯店という中華料理屋を営む両親の元に生まれた兄弟、
      兄ヘイスケ、弟コウスケ。
      場所は天下の台所、大阪。

      何でも器用にこなし、特に文章を書くのは上手い。
      高校を卒業すると「小説家」になると言って東京の専門学校に行ってしまった兄。
      小さい頃から、店の手伝いはいつも弟ばかり。
      兄は何をしていても叱られない。
      コテコテの大阪ののりにナチュラルに溶け込んでいる弟。
      店の常連さんとも上手く行き、手伝いも上手くこなす。
      慕う友人もたくさんいる。

      それぞれの視点からみた兄弟の姿。
      青春真っ盛りの年頃にまさに青春を謳歌する兄弟。
      遠ざかることでお互いの存在をより強く知り、
      知らなかった思いや姿を分かち合う。

      私個人は、姉、だ。
      そんなわけで非常に強くヘイスケに感情移入してしまう。
      ホントにうまいなぁ。
      こういう兄弟独特の違いとか、なんとなく馴染めない感じとか。
      ヘイスケの頑張っていて、本当は認めて欲しいのに、素直になれていないところとか、
      弟の快活さ、素直さをうらやましく思いつつそれにさえ気づかないところとか、
      何をしたらいいかもわからないまま、とにかく家を出なければと勝手に決断して出て行ってしまうところとか
      親のホントに何気ない一言にすごく傷ついたりだとか
      よくわかるなぁ。

      私はヘイスケほどまめじゃないけれど。
      こんなに優しくはないけれど。
      自分の意見を持たないなんて事はないけれど。

      コウスケはコウスケで、やっぱり妹に似ていると思った。
      うらやましいを素直にうらみに変えられる。
      誰とでも仲良くできる。一人でいるヘイスケを軽蔑しつつしっかり認めている
      いざって言う時には素直に頼る。

      ラストは正直、意外。
      でもこれに気づくためだったのか、と思うとすごく納得。


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