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    • 2013.11.17 Sunday
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    ヘビイチゴ・サナトリウム

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      内に内にとじていく物語。

      物語の中の現実と、
      その中に書かれている物語がゆるゆると融合していく。
      作中に「後から誰かが手を加えてもわからない。スムーズにつながってしまう」と言う趣旨に
      ぴったりの物語。

      とにかく難しかった。
      どこまでが物語なのか、小説なのか
      どこかで境界を設けなければ理解できないとわかっているのに
      あえて融合させようとしてくるからどんどんわからなくなってくる。

      孤高に生きる江崎ハルナの死。
      彼女の絵の才能に妬む人、崇める人。
      関係のあった地味な教師。
      その教師の亡くなった奥方。
      同時期に自殺した江崎ハルナの姉。

      最初は現実色が強く、
      女子高に生きる美術部の女子二人が
      様々な噂に遭遇していく。
      後半は教師も混じり、お互い謎解きを始める。ミステリー色が強くなっていく。

      恩田陸がこういう感じの本をよく書いているので、
      それと同じような入れ子の物語なのかな?と解釈して読んだのが間違いだった。
      あんまり先入観を持たずに読んだほうがよかったな。
      入れ子・・・だよね?と途中からわからなくなってくる。
      拾うべきポイントを上手く拾えたのかいまいち疑問(涙

      でも、それくらい見事なストーリーだと思う。
      会話の中や、何てことない出来事の中に少しずつ少しずつちりばめてある。
      メインの出来事だけでなく、
      謎を究明する海生、双葉の二人の性格もちゃんと描かれているし、
      絵を通して彼女たちの生活までもあらわになる。

      結末は思いもかけないものだったし、
      途中から登場する人物は少し唐突にも思えたけれど、
      そんでもってとにかく読みづらい(内容的に)本だったけれど、
      とても面白い本だった!
      ほしおさなえさんは今後ずっと追い続けると思う。


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        • 2013.11.17 Sunday
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