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    災厄

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      評価:
      永嶋 恵美
      講談社
      ¥ 1,785
      (2007-11-06)

      読了して最初の感想は、「このタイトルでよかったのかな?」だった。
      「災厄」というと、天災とか、不意に起こったどうしようもない悪い出来事
      みたいな感じがする。
      でも、この小説の中で描かれているのは、あくまで人の悪意。
      計算しつくされ、起こるべくして起こった事件。

      妊婦ばかりが殺される連続殺人事件が起こった。
      犯人は、私立高校に通う一年生の男子生徒。
      怨恨は、無し。動機は「殺したかったから。」
      もちろんマスメディアは大きく報じ、犯人への非難も相当のものだった。

      同時期、同地区、ある妊婦がいた。
      彼女の夫は、弁護士。
      いろいろな不運が重なって、夫が殺人犯の弁護を引き受けることになってしまった。
      妊婦さんが主人公。名前は美紗緒。
      夫がメディアに出ることで、バッシングの嵐が吹き荒れる。
      ネットにも名前が晒され、非難される。
      一緒にスイミングスクールに通っていた妊婦仲間も興味半分、非難半分で話を聞きだそうとする。
      家には剃刀入りの手紙が届き、
      友人からも裏切られ、疑心暗鬼になる。

      こんなこと続いたら、参っちゃうよね。
      少し前に耐震偽造で捕まった人の奥さんが自殺したけれど、あれは本当にかわいそうだと思った。
      自殺しても全く不思議じゃない。
      むしろ十分ありえる話。
      自分の子供を守ると言う使命があったから耐えられたのかもしれない。
      それにしても旦那は奥さんに気遣って断るべきなんじゃないのか。
      いくら恩を着せられたからって、奥さんを優先すべきだよなぁ。

      恨みで人を殺したり、災害にあわせようとする気持ちはまだわかるけれど、
      妬みでやってたらどうしようもないよね。

      どろどろの感情はすごくよく描かれていたけれど、
      ストーリーとしては少し尻すぼみ。
      わりと簡単に黒幕がわかってしまった。


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