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    • 2013.11.17 Sunday
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    BG、あるいは死せるカイニス

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      まあまあ面白かった。
      でも、これからに期待。
      これから進化しそうな作家さんだな、という印象を受けた。
      追っかけてみよう。

      ミステリ・フロンティアはわりと上質な本を扱っていると思う。
      新しい作家さんを探す時は、とりあえずミステリ・フロンティアで借りてみるのが最近のやり方。

      生まれながらの男がいない世界。
      有能な女が、通常出産を経て(あるいは性交を経て)男性化する。
      成人の男女比はおよそ1:3。
      男は子供を作るために楽な仕事を任され、たくさんの給料をもらう。もちろん一夫多妻。

      BGという噂、もしくは伝説がある。
      普通の男とは違う、すべてにおいて有能な男。
      もし存在するなら、政府の中枢などに置かれるであろうという、噂。

      優子という腹違いの姉を持った遥。
      ある時、優子がレイプされたような状態で殺されているのが発見される。
      優子は男性有力候補だった。
      優子が亡くなったことで、周りがあたふたとし始める。
      優子は何か隠し事をしていたらしいと遥は知り、独自に調べ始める。

      近未来でありえそうな話だなーと思ったけれど、
      違う。パラレルワールドだ。
      女子高生はフツーに女子高生だし。

      なんというか、惜しいな、と言う感じがした。
      設定やストーリーはすごく面白い。
      でも、書き方や盛り上げ方の工夫でもっと引きこめるんじゃないかな?と。
      特に後半。
      いろいろなことが明らかになって、優子の秘密もBGの実態も
      誰が何を追っていたのか、隠していたのかがわかってくるあたり
      伏線の引き方が少し甘い。
      「あれ?」って思うところがちょくちょくあって思いっきりそれがビンゴだった。
      逆にどっからどういう論理でそうなるの?みたいなところもあった。

      でも、考えさせられるテーマだった。
      男と女が半々であり、権利もほぼ同等である今の世の中が一番いいのか?
      限られた男が甘い汁を吸う世界がいいのか?
      一つ、すごく納得できる部分があった。

      −本文引用−
      「世の中、数が多い方が勝ちだってことだよ」
      −本文引用−



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        • 2013.11.17 Sunday
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