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    • 2013.11.17 Sunday
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    ZOO

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      評価:
      乙一
      集英社
      ¥ 480
      (2006-05)

      乙一さんの本もずいぶん久しぶり。
      彼の本は本当に彼らしい。
      ホラーを交えたミステリ。
      人の憎悪から来る恐怖も、得体の知れないものに対する恐怖も、両方。
      でもその塩梅が絶妙で、
      はっきり行ってホラーは苦手な私でも全く問題なく読める。

      雰囲気はグリム童話(原作の方)に近い。
      短編集。

      人が怖いのは、理不尽に恨みを買うこと、理不尽な殺人。
      それに対応するための残酷な仕返し。
      一番好きなのは、「神の言葉」かな。
      忘れても思い出す。
      優等生な自分は素直でやんちゃな弟に全てを見透かされているように感じる。
      そんな時、「声」の能力に気づく。
      彼がのろいをこめて発した言葉は言霊となり相手をその通りにさせることができる。
      そうしてそれを行使する。
      嘘が嘘を呼ぶように、行使した力をまわりに悟られないようにさらに「声」を使う。
      最終的に孤独を望んだ彼は、ある行動に移す。

      言葉の使い方とか、状況の説明が本当に上手い。
      知らず知らずのうちに話に飲み込まれている。ちょっと怖いけど。
      どこまでもホラーで終わらないのは、
      最後のどこかしらでふっと上へ登るような光があるからだと思う。

      中学生とか高校生のファンが多いのもわかる。


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