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    • 2013.11.17 Sunday
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    澪つくし

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      評価:
      明野 照葉
      文藝春秋
      ¥ 2,000
      (2006-05)

      こちら側(此岸)とあちら側(彼岸)の合い間をさまよう人たちの物語。
      短編集。
      前編不可思議な何かしらの存在が出てくる。
      例えば幽霊だったり、不思議な力を持った人たちだったり。

      それぞれ別の物語だから仕方がないのだろうけれど、
      同じような説明がそれぞれの編の中で見られたのが、少し邪魔臭く感じた。
      普通だったらそんなに気にならないのだけど、
      表現が全く同じであえて同じにしているような気配もなかったから使いまわしじゃないのか?と思ってしまった。

      澪ってきれいな言葉だなぁ。
      水の眼に見える流れのことのようだ。
      それを指し示した澪標(みをつくし)。

      表題作と前作「雨女」がよかった。

      正直言って、インパクトのない作品て感じだった。
      文章が下手なわけではないし、
      幽霊とかそれに関する話はほどほどに怖く、興味深い。
      でも、作品一本で印象に残らない。
      けっこう期待されている作家さんみたいだけど、
      私にはいまいち、かなぁ。技術がある分これから面白くなるか疑問。
      少なくとももう一冊くらいは読んでみようと思う。

      「雨女」「澪つくし」は続き物。
      古くからの慣習と知識が残る離島出身の女性。
      彼女の一族は特殊な役割を持っていた。
      死を司るが故に忌まれてきた。
      本人たちが一番それを自覚し、その力に抗おうとする。

      強すぎる力を思い通りにセーブできないってのは辛いよなぁ。
      見たくないものが見えてしまう。
      見なければ愛する人たちと一緒にいられるのに。
      見えてしまうからこそ一緒にいられない。


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        • 2013.11.17 Sunday
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