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    • 2013.11.17 Sunday
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    僕は秋子に借りがある

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      今まで読んだ森博嗣の作品の中で一番「小説らしい小説」だと思った。
      自選短編集と言うけれど、
      テーマだったり雰囲気を絞った中での選出なのかな?
      森博嗣は文体を書き分ける力がすごいと思う。
      全部の作品の中からこれがいい!ってやつを抜き出したら
      こんなに文体がそろわないと思うんだけどなぁ。ま、いいんだけど。

      雰囲気的にはとても堅い。
      隠喩的、抽象的な内容。
      結末の読み方は人それぞれだと思う。
      ある一定の時期にあった少しだけ印象に残った出来事を
      オチもなくあるがまま書き写したそんな印象のものが多かった。
      私はけっこうこういう小説らしい小説って好きなので、
      おもしろく読めた。
      ただ、すいすいとは行かない。

      一番気に入ったというか、気になったのは、「檻とプリズム」
      ザ・抽象的。
      メタファーだらけな上に、最後まで展開しないので正直よくわからないけれど、
      なんだか好き。
      気づいたら檻の中にいる僕。
      いるかどうか不確かな「彼」の存在。
      檻の中にいるのに気づいていない彼女。
      檻から一歩も出られないのに、きちんと学校に行く。
      一体化している檻から出れば、命を失う。
      そうして得るプリズムを美しく思う。

      表題作の「僕は秋子に借りがある」はあまりぴんと来なかった。
      秋子のキャラクターはすごく魅力的だったけど。


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