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    • 2013.11.17 Sunday
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    ちょいな人々

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      評価:
      荻原 浩
      文藝春秋
      ¥ 1,600
      (2008-10)

      コミカル、ユーモアな短編集。
      荻原さんらしい愛すべき登場人物たち。

      面白かった。
      特に好きなのは、

      「犬猫完全翻訳機」
      愛犬、愛猫の言葉を人間の言葉に翻訳する機械が発明され、
      それを使ってみたモニターたちのお話。


      「くたばれ、タイガース」
      治美は英司と付き合っている。で、先日プロポーズされた。
      英司は優しくていい人だから、もちろん了承した。
      唯一つの難点は、熱烈な阪神ファンであること。
      両親に紹介するために自宅に彼を招いたが、
      その時初めて治美の父は熱烈な巨人ファンであることを思い出した。
      面白い、は面白い。
      でもなんだろう、読み進みにくい。
      内容が難しいわけでもなく、文章が下手なわけじゃない。
      むしろ、上手い。すごく作りこまれている。
      巧妙にたくさん細工が仕掛けられている。
      キャラクターも最高。
      だけどなんだろう、以前の作品よりも手を抜いて書いているようにしか思えない。
      というか、技術だけでさらさら書いちゃったという感じ。
      毒も薬もない。作られた情熱。
      なんだか大好きな作家さんだけにがっかりしてしまった。

      それでも、完成度はやっぱりすごい。
      読み物としてきちんと出来上がっている。

      「犬猫完全翻訳機」の「完全さ」にひっかけたオチとか、
      「正直メール」の女の子たちのメールと感情のやりとりのさまとか
      やっぱり面白い。

      でも、うーん。
      次回作に、期待。


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        • 2013.11.17 Sunday
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