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    • 2013.11.17 Sunday
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    インシテミル

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      評価:
      米澤 穂信
      文藝春秋
      ¥ 1,680
      (2007-08)

      incite 刺激、扇動、誘発
      mill 製造工場

      この場合では、殺人誘発工場。
      恐い!
      かわいらしい表紙にだまされちゃだめだ。だまされたけど。
      簡単に言えば、バトルロイヤル。殺人ゲーム。

      すごく面白かった。

      たった七日間のアルバイト。
      自給は最低で十一万二千円。
      だけど、脱落不可。
      外部から閉ざされた施設、「暗鬼館」
      雇用先は何らかの事件が起きても全面的に責任を負う。
      そして、日本国の法律に対しては責任を負わない。
      参加者は24時間モニタリングされる。

      そして。
      人を殺したり、殺されたり、
      殺した人を指摘したり、指摘する人を補佐した場合ボーナスが出る。
      ミステリらしいミステリ
      かと思いきや、そうでもない。
      密室のなかで行われる殺人ゲーム。
      でも普通の人間なら殺人を犯したり犯されたりするリスクよりも
      そこにいるだけで得られる金額を選ぶだろう。
      そのあたりもちゃんと説明付けがはっきりとある。

      参加者たちの動向をおそらくモニタリングしている
      人を人とも思わない好奇心だけの視線を感じる。
      尋常じゃない状況に置かれて本性を現す人間たち。
      そこで<主人>の意図をいち早く解して思惑以外のことをしてやろうと目論む主人公。

      Day Beforeから始まるのが面白い。
      全部読み終わった後もう一度Day Beforeを読むと
      大体これはこいつだなというのがわかる。

      殺すか殺さないかという間柄なら絶対的に殺す方が有利。
      でも、日本人はこのゲームには向かないと思う。
      だって、「殺す」くらいなら「殺される」方がいいと思っている人たちが沢山いるだろうから。

      監獄に入った後の主人公ともう一人のやり取りが最高に面白い。
      そこからは推理合戦。
      本当の犯人を見つけ、どうやったらその人間を止められるかを考える。

      武器も犯人も全く見当が付かない初めのほうが一番恐かった。
      そのあたりで少しずつ出てくるヒントを上手く拾えれば犯人はわかったんだと思う。
      私はよくわかんなかったけど!


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