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    • 2013.11.17 Sunday
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    ヒトリシズカ

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      評価:
      誉田 哲也
      双葉社
      ¥ 1,575
      (2008-10)

      ひっそりと表に出ることなく行われた殺人の数々。
      その背後に隠れた人物を知りながら、匿い、逃し、逆に殺された男たち。
      彼女自身に強い力はない。
      だけど、暴力を否定も肯定もしない彼女はそれをうまくコントロールした。

      時系列はばらばらの複数の事件。
      それが一つにまとまった彼女の軌跡。

      本名は、伊東静加。
      猛烈な毒を持つ蝶々のようだと思った。
      誉田哲也さんの作品三冊目。
      今回はスプラッタではないけれど、えぐい。
      自分を守るために他人を殺すことを厭わない。
      初めて人を死に追いやったのは八歳の時。
      美しい容姿を利用して、人の心理の裏をえぐって、ひらひら逃げてゆく。

      えぐいけれど、おもしろかった。
      静加っていう人間の糸をたどるような構成。
      最後に見せる人間らしさ。

      静加という人間自体には感情移入しにくい。
      シリアルキラーとして確立した存在のよう。同じ人間ではないよう。
      ただ、静加に接した人々の揺れる感情はすごくわかる。

      ひとつだけしっくりこなかったのは、
      隠したナイフを両親に見つけられたときの静加の開き直りよう。
      隠して捨てる、まではわかるんだけど、
      そこで開き直ってすべて打ち明ける必要はなかったんじゃないか。
      周りの人間を絶望に陥れるようなキャラクターとは思えない。
      邪魔ならば消し、邪魔じゃないならばとことん言い訳して逃れれば良かったのに。


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