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    • 2013.11.17 Sunday
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    私の男

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      評価:
      桜庭 一樹
      文藝春秋
      ¥ 1,550
      (2007-10-30)

      腐野花はもうすぐ結婚をする。
      相手は美郎。優しくていい家柄のいい人だ。
      花は養父である淳悟と二人で暮らしてきた。
      花が両親、兄妹を一度に亡くした九つのときから、ずっと。

      ぱっと見地味な感じ。
      だけど薄暗さをかもし出す何かに美郎は惹かれた。

      時代を飛び越えて、語り手が順番に代わりながら
      描かれる花と淳悟の世界。

      誤った、関係。
      身体の関係があった。花がずっと幼い頃から。
      かつては海で働いていた淳悟。
      今は仕事もせず、家事を負い、花が稼いで二人の生活を支えている。

      津波で失った父は、「生きろ」といった。
      花だけを逃がした。
      そうして残りの四人で死んでいった。
      家族は死ぬその時まで一緒。

      花は淳悟と骨になっても一緒にいると決めていた。

      愛している。
      たとえ、血が濃密に繋がっていても。
      もしかして、繋がっているからこそなのかもしれない。

      誰も入れない二人だけの世界から逃げ出さなきゃいけない。
      何度もチャンスはあったのに、実行できなかった。愛していた。

      人を殺して、もう一人殺して、
      北から逃げて、結婚をする。

      ファミリーポートレイトとよく似た雰囲気。
      親子という関係も同じ。
      こちらは生理的に嫌悪感を覚えてもおかしくない内容のはずなんだけど
      そうはならなかった。
      ただ、哀しさを感じた。

      でもすごくよかった!


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