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    空の中

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      評価:
      有川 浩
      メディアワークス
      ¥ 1,680
      (2004-10-30)

      高度2万メートルに長く長くひっそりと生きていた
      今まで人間が知らなかった未知の生き物。

      高い知能をもち、長い命を持ち、
      高い能力を持ったそれ、【白鯨】

      人間の愚かさゆえ危機に立たされる人類
      それに立ち向かっていく人々。

      有川浩お得意の「危機を救え!」シリーズ。
      やっぱりお得意の自衛隊と、ラブストーリーが合間に差し込まれている。

      すごく考えさせられる話だった。
      高度二万メートルで相次いで起こった航空事故。
      それの調査のために動き出した春名高巳。
      何かを感じ取り、事故から逃れた美しく優秀な女性パイロット武田光稀。
      彼らが【白鯨】の第一発見者となる。

      あらゆる波長を操ることのできる一つの存在、白鯨は電波をつぎはぎして
      彼らとコンタクトをとる。

      発見してしまった以上は、なんらかの措置をとらなければならない。
      人間にとって害がある可能性も高い。

      そんな状況の中、他国は交渉に我慢できず【白鯨】を攻撃した。
      ばらばらになったいくつかの【白鯨】は人間を攻撃した。


      人間より優れた彼らを人間のルールでしばらなければならない道理はないはず。
      どこまでも純粋で偽という概念を持たない彼ら。
      その一方で身内を亡くしたり、攻撃を受けて白鯨にたいして復讐心をもつ人間たちも現れる。

      記憶を失った白鯨の断片と交流をえた少年は
      それにフェイクと名づけ、親交を深める。

      大人になることを強要された子供
      それでも子供であることは間違いなく、大きな間違いを犯す。
      宮じいの言葉は素直で重い。

      人間は愚かだなぁ、と思う。
      人間というひとくくりで何か一つのことを決めるなんてことできていないのに、
      【白鯨】として決断をしてくれと迫る。その矛盾。

      とても面白かった。
      いろいろなことがぎゅっとつまった中身の濃い話。


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