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    恋文の技術

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      評価:
      森見 登美彦
      ポプラ社
      ¥ 1,575
      (2009-03-05)

      森見節全開。
      久しぶりに読んだけれど、やっぱり森見さんの本はいいなぁ!
      このまじめくさったあほくさい文章!
      もともとは純文学を志していたと聞いたことがあるけれど、
      ただ堅いだけの純文学ではもったいない。

      主人公は京都から能登に研究左遷された守田一郎。
      文通の(できれば恋文の)名手をめざし、
      このハイテク時代にローテクな手紙というツールを用いて
      かつての仲間たち、クラブの先輩であった「森見登美彦」、家庭教師をしていた教え子、妹らと
      コミュニケーションをとる。

      構成がおもしろい。
      相手の手紙はなく、ただひたすら守田からの手紙がつづられる。
      一方的な手紙でも本人の人となりってわかるものだね!
      能登ではくらげの研究をするもうまくいかず、
      鬼軍曹と呼ばれる谷口さんという先輩に怒られまくり、
      親友はちゃっかり恋を成就させ、
      森見さんからは愚痴だらけの手紙が届き
      なーんてしながらもきっちり時系列が守られていて
      物語の概要がつかめる。

      でも物語どうこうよりも、やっぱり文章を楽しむ本だと思う。
      守田のから回りっぷり、おそらく本人もわかってるであろう矛盾
      小心者かつ大胆。
      いろいろとやらかしては自己嫌悪。
      そういうの、楽しい。最高。

      ただ、最後にもっと巨大なオチが待っているかと思ったのに
      少し期待はずれだったかも。
      けなげだなぁ、実は正直で誠実ないい人なんだろうな、で終わり。
      ちょっとその前にやらかしているけれど、予想の範囲内だったかな。


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