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    ここに消えない会話がある

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      評価:
      山崎ナオコーラ
      集英社
      ¥ 1,155
      (2009-07-24)

      すごく好みの本。
      退屈だと思う人も多いかもしれないけれど、私は楽しんで読めた。

      山崎ナオコーラさんの小説は、どんどん抽象的で行間の多いものになっていると思う。
      これもそう。
      隙間の部分にありとあらゆるリアルが詰め込まれていて、
      その中の瑣末なでもやさしい瞬間を掬い上げている、そんな感じ。

      広田は「ラジオテレビ欄配信社」という会社で働いている。
      仕事内容は、「夕日テレビ」のラテ欄を作成すること。

      佐々木、岸、魚住、別所、広田、そして新入りの津留崎の六人で班が組まれている。

      仕事をしながら時々雑談をする。
      プライベートな話をたくさんしているわけではないと思うけれど、
      それでも人柄はにじみ出る。
      広田は優しく、気がきいて、校正能力が高く、よく思われていた。
      逆に佐々木はほかのメンバーと違って社員なので、偉ぶっている。
      寝ていない自慢を何度もするので、周りからは影でからかわれている。

      岸は、広田とよく話す。たわいもないこと。
      大きなミスをしたときも、広田の言葉に助けられた。
      そのとき、彼女は自分の位置に気づいた。自分は責任を取れる立場にいない。

      みんな悩んで生きている。広田自身も、強く。
      でも、広田みたいな人がそばにいてくれたらと思った。勝手だな。

      もう一作の、「ああ、懐かしの肌色クレヨン」はおかしかった。
      ちぐはぐさがおもしろい。
      男は無神経で、女は男が好きで、アプローチをする。
      でもそのやりとりがなんだか不思議な感じ。


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