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    あの子の考えることは変

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      評価:
      本谷 有希子
      講談社
      ¥ 1,365
      (2009-07-30)

      本谷有希子、好きだなぁ!
      この変人さといい、意味不明っぷりといい、なんだかんだいってきれいにまとまっているところといい、最高!

      方向を完全に間違えているから変人になってしまっているけれど
      一所懸命さとか、切なさにはすごく共感する。
      でもやっぱり間違ってるから笑える、でも泣きそうになる。
      主人公と同じように本全体が不安定。それがいい。

      高井戸で女二人で暮らしている巡谷と日田。
      どでかい煙突がそびえたつ清掃工場が建っている。
      ダイオキシンが発生していた(今はほとんど発生していないと区は宣言している)おかげで
      ある症状があらわれるという都市伝説がある。

      日田はXデーを待っている。
      ある日一気に「ある症状」をみんなで発祥するその日を待ってる。

      タバコをぷかぷかとふかし、大好きな横ちんのセフレをしている巡谷。
      おかしなことばかり言う日田を邪険にしながらも
      なんだかんだ会話をする。
      外にほとんど出ない、日田。
      自分のことをくさいと思い込んでいる、日田。
      処女のくせに性欲が爆発してしまって誰かを犯すんじゃないかと恐れる、日田。

      そんな日田が巡谷の顔を見ると性欲なくすという。

      巡谷の視点から描かれているせいか、
      最初、巡谷はフツーの人なのかと思っていた。
      好きな男の人を手に入れたいけど、できなくてセフレ止まりのけなげな子て感じの。
      違った。全然違った。
      日田に働いてるところを見られて、「まともなひとみたいだね」って言われてしまうくらい変な子だった。
      巡谷はグルーヴする。
      感情とか、感覚とかが剥き出しになって、
      どうしようもなくなってしまう、感じ。らしい。


      自分が変かそうでないかなんて、どうやってわかるんだろう。
      見た目とか、言葉だけでわかるもんじゃない。
      他人の感覚も、記憶もない、あるのは自分自身。
      人の行動をなぞらえてもそれは、ただの真似っこ。
      それなら彼女たちみたいに生きるのもありだと思う。
      変だし、馬鹿だし、他人からは蔑まれるけれど、
      彼らみたいに欲望に忠実に時には自分さえもだます生き方もありだ。


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