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    • 2013.11.17 Sunday
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    蒼い瞳とニュアージュ

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      評価:
      松岡 圭祐
      小学館
      ¥ 1,365
      (2003-09)

      後に岬と行動をともにすることになる一ノ瀬恵梨香、
      彼女の最初の物語(多分)

      内閣情報調査室に属す、新入り職員宇崎俊一。
      渋谷で起きた火災の調査をするために警察に出向いたところ、
      恵梨香と出会った。
      恵梨香は小柄でギャル系。25という年の割にはひどく若く見える。
      だが、れっきとした臨床心理士。

      調査室に届いた大量爆破予告のビデオテープ。
      予告をしてきた人物はすでに自殺している。
      爆弾の種類だけがわかっているが、仕掛けた場所も、本当に仕掛けたかどうかも不明。
      宇崎は前日にひどく印象に残った恵梨香なら
      何かわかるんじゃないかと助けを請いに行く。
      後の恵梨香の様子を一度読んだけれど、
      そのころとは違いやっぱりまだ未完成な雰囲気。
      過去に父親が母親を殺すという悲惨な事件を体験して
      自殺を企てた頃もあるが、
      それから何とか立ち上がって助けを得ながらも臨床心理士になった。
      が、彼女は自由な振る舞いをしすぎて
      その資格も奪われる寸前だった。

      宇崎は真面目がとりえのおぼっちゃん。
      大した苦労もしたことがなく、人の裏をかくこともしらない。
      だが、恵梨香と会ってだんだんと大胆に行動し、自分の考えを持っていく。

      フェイクにだまされて右往左往する調査部の上層部と違い、
      恵梨香と宇崎は着実に爆弾の在り処、犯人の狙いを突き止めていく。
      高いプライドを持った宇崎の上司、高津朱美が
      結果的に彼らの邪魔をするが、それも突破していく。

      恵梨香は等身大の愛情に出会ったことがないのだろうなという感じだった。
      守られたことがなく、いつも愛情に飢えた幼少時代
      幼稚園にボランティアに行って愛情を与える側に回ることはできたが、
      彼女自身を大切に思う心は少なく、いつも破滅的な行動をしているように思える。
      宇崎くらいおぼっちゃんで偏見を持つ必要なく育った男に出会えたのが幸運だったのだろうと思う。

      面白いのだけど、ほかのシリーズとどうしても比べてしまう。
      その中で言うとそこまで・・・って感じかなぁ。
      これもまた、まとめて読んでいくとキャラクターに情を持って好きになる気がする。


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