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    • 2013.11.17 Sunday
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    老人賭博

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      評価:
      松尾 スズキ
      文藝春秋
      ¥ 1,400
      (2010-01-07)

      現実をコメディに見立てることで
      逃避している弱くてずるい人間たち
      結局自分の行いで大成できないことも目の前の賭博にまぎれさせて考えないようにしている。

      おもしろかった。
      変に真面目で、でもすごいくだらない。

      整体師として働き、そんな中借金をこしらえて
      一生懸命働くうちにめきめきと腕が上がりついでに腕っぷしも強くなっちゃった若者、金子が
      客として訪れた脚本家、海馬五郎と出会う。
      冗談半分で海馬が言った言葉に乗り、
      金子は海馬の弟子になることになった。

      そんなこんなで九州で撮影される海馬脚本(ただし、海馬の名前は出していない)の映画に
      同行することになった。
      これから起こるいろんなことにことごとく賭けを吹っかける海馬
      当たり前のようにそれにのる周りのスタッフたち
      海馬は負け続けてにっちもさっちもいかなくなり、
      確実に勝てる大勝負を仕掛けようとする。

      出演するのは、有名な老人の俳優小関泰司、
      売り出し中の若い美少女アイドルいしかわ海。

      小関は初主演であるその映画にかけていて、ヤマザキという付き人とともに
      なんどもセリフあわせをする。
      その必死さを哂う周りのスタッフたち。
      賭けを有利にしようといしかわを引き入れて小関を誘惑させようとする。
      それでも本番の小関は見事に役を演じきる。

      いしかわ海は必死で売れようとしている途中で、
      それなりにすれている。
      お金が必要だからと、賭けにものる。

      言い回しが軽妙で最高に面白い。
      ちょいちょい笑えるポイントを入れてあるのもいいね。
      金子は純粋だけど、なんか抜けていて
      海馬たちは腐ってる。

      適当に生きても適当な結果しか返ってこないよなぁ。
      必死って滑稽だけど、やっぱ最後にはそれが人を動かしててほんわかした。


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