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    • 2013.11.17 Sunday
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    千里眼 岬美由紀

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      「千里眼の瞳」の文庫版後編

      美由紀はメフィストの罠にはめられそうになっていた。
      なんとかそのことに気づいた美由紀はそこにいたダビデと話をする。
      諭すようなダビデの言葉。「自分を見つめなおせ」

      李秀卿と美由紀は本質的に良く似ていた。
      兄弟げんかのように感情のまま言い争う。
      そんな美由紀を初めて見た蒲生と嵯峨は困惑しながらもほほえましく見守る。

      嵯峨、美由紀、倉石、朝比奈は東京カウンセリングセンターの方針に不満を持ち、
      そこをやめ、新しい職場を設立することとなった。

      そんな折、李秀卿は姿を消す。
      そしてその直後、北朝鮮によって拉致されたと思われていた星野亜希子が発見される。
      星野亜希子を救ったのは李秀卿だという。
      その頃には彼女はすでに日本を離れていた。

      記憶を失っていた亜希子の治療をする嵯峨、
      真意を問いただすために美由紀は李秀卿を追ってNYに発つ。

      そこにいたのは「加藤太郎」こと北朝鮮のベテラン工作員だった。
      李秀卿の上司に当たる「加藤太郎」こと雀鳳漢。
      彼は李秀卿とは違い、チュチェ思想に縛られず世界情勢を把握していた。
      それとは違う次元で祖国のことを深く思い、行動していた。

      今までの知識で偏見を持っていた美由紀はひどく混乱する。
      が、彼らのいうことが真実だとわかり、ともに行動することになる。
      チュチェ思想を教え込まれる受動期間、それから目覚め、他の文化を吸収した上で
      祖国のことを思って行動する人間に李秀卿がなってほしいと雀鳳漢は願っていた。

      彼らが属する人民思想省は心を科学し、それを平和利用するために活動しているという。
      それが世界的な混乱を招く恐れがあることなら海外にまでも出向く。
      こんな彼らがNYにいたのは、イスラム原理主義者の過激派がテロを起こすという情報をキャッチし、
      それを阻止するためだった。

      9.11テロ。後にそう呼ばれるテロそのままだった。
      そこにもしそれを事前に知り、止めようとした人間たちがいたら。
      結局美由紀たちもテロを阻むことはできなかったが、
      任務をまっとう出来なかったと嘆く彼らに人として生きろと美由紀は諭す。

      北朝鮮につれられたと認識されていた星野亜希子は警察に事情聴取をされる恐れがあり
      そのままだとかつての記憶を閉ざしてしまう可能性が強かったために
      両親の協力を得て警察には知られず彼女の治療に励む。
      すべての記憶、両親の顔さえも思い出せなかった彼女の心を解きほぐし、
      取り戻した彼女は嵯峨の自身を取り戻してくれた。

      美由紀は李秀卿とともに脱出した。
      アメリカ政府側から事情を聞かれたが、問題なく釈放された。
      が、李秀卿は死を覚悟で敵地に乗り込んでいた。

      「神様」として現れ、美由紀に言葉を落としていくダビデ。
      知らず知らずのうちに李秀卿を友として認めていた美由紀。
      彼女は李秀卿を助けに向かう。

      ラストは千里眼シリーズらしい怒涛の終わり方。
      有事さえもたくみに利用するメフィストのやり方に反発をおぼえながらも
      どこかダビデに感謝しているように思えた。

      北朝鮮のことは事実なのだろうか?それがすごく気になる。
      国民を犠牲にして上だけが富と権力をむさぼっているならず者国家というイメージしかないのだけど。

      美由紀と李秀卿のやり取りはお互い宇宙人との交信みたいな感じでおもしろかった。
      にしても、内容が濃すぎて疲れるわー。


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