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    • 2013.11.17 Sunday
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    WILL

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      評価:
      本多 孝好
      集英社
      ¥ 1,680
      (2009-10-05)

      長い間家族として同じ空間を共有しても
      抱く思いはそれぞれまったく違うもの。
      一人の人物の死をきっかけに、故人への思い、故人の思いを掘り返し、悼む。

      高校卒業の年に両親を失った森野。
      両親が営んでいた小さな葬儀屋、森野葬儀店を彼女は継いだ。
      それから十一年。

      彼女の店には両親の時代から支えてくれていた竹井という社員が一人いるのみ。
      ほとんどが商店街の縁故がらみの葬儀だが、
      彼女の元に高校のときの同級生、佐伯杏奈が訪れる。
      佐伯の父が亡くなったので、葬儀を森野に依頼にやってきた。
      さして仲がよかったわけでもない佐伯杏奈。
      しっかりと葬儀を行ってしばらくしてから再び彼女が訪れた。
      父の幽霊が出たかもしれない。と言って。

      父に対し複雑な愛情を抱えていた佐伯杏奈。
      それは、彼女の姉、母も同様だった。
      亡くなった後佐伯杏奈の元に送られてきた一枚の絵に対し、
      三者三様の思いで涙する。

      すっきりとして読みやすい文章。
      ストーリーもことんと心に落ちてくる。

      佐伯の家族の話を軸に、葬儀屋として、一人の女性としての森野が描かれる。

      「想い人」が切なくてかわいくてよかった。
      少年の純粋な恋心。
      新しく雇われたバイトの桑田がなかなかいいキャラしている。

      最後だけは少し、納得が行かないかも。
      幼なじみであり、恋人であり、佐伯にとって大切な相手である神田。
      ハッピーエンドになるのはいい。
      でも、今まで渋ってきた理由が逆にわからない。
      名前の秘密も。引っ張るほどなのかな?

      きれいだけど、きれい過ぎるのかもしれない。


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