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    • 2013.11.17 Sunday
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    実験4号 後藤を待ちながら

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      不思議な小説だった。
      どうやらDVD付みたいだけど、図書館では借りられないみたい。

      Theピーズという実在するバンドをモチーフにして
      実際に行われたインタビューも含ませている
      読み方によっては全く違う意味を持つのかもしれない文章だけど、
      私は音も聞いていないし、そのバンドも知らないし
      小説だけの印象を書きます。

      ちょっと未来の地球。
      十年前くらいから火星に移住するのが流行り始め、
      その頃には三分の二は火星に行ってしまっていた。

      柴田と角倉さんと後藤はバンドを組んでいた。
      売れないロックバンド。
      ロックンロールはうるさいだけと流行っていない。
      ロックの進化系のジャカジャカというジャンルの音楽がもてはやされている。
      それでも三人でロックを続けていた。
      後藤は口ばっかりの印象が強いやつだけど、
      言ったことは嘘くさくてもやるときはやる。

      三年前に火星に行った後藤が帰ってくるのを
      角倉さんと待ち続けている。

      いつも練習をしている小学校にある小屋で、
      子供たちが掘り起こしたタイムカプセルの中身を見つけた。
      あるバンドのデビューからの記事。


      できないことになんだかんだ理由をつけて、
      他に原因があるんだと難癖をつけて
      それでも売れないのは自分たちのせいだと時々図星を指される。
      なんとなくわかっていても、やめない。
      後藤がいつか帰ってくるのを信じて待っている。

      伊坂さんの本は久しぶりに読んだかな。
      昔とは雰囲気が変わって、「小説」らしい小説を書くようになったと思う。
      昔のミステリー色が強い文章が好きだったという人はいっぱいいると思うけど
      ああいうアイディアで文章の質が決まってしまう本は
      書くのにいつか限界が来ると思う。
      伊坂さんは文章だけでも作家としてやっていける強い人だから
      こういう書き方の本でやっていくのは「アリ」だと思う。
      だし、私はこういう雰囲気の本がすごく好きだ。


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        • 2013.11.17 Sunday
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