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    • 2013.11.17 Sunday
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    秘密の花園

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      評価:
      三浦 しをん
      マガジンハウス
      ¥ 1,470
      (2002-03)

      若く、純粋で、感性の塊。
      暗く、明るくて、迷路のような高校生時代。

      三人の少女たちが主人公。
      同じ高校に通う那由多、淑子、翠。

      如才なく振舞いながらも、どこか乾いた印象の那由多。
      母がいなくなり、自分の中に流れる水の音に脅かされている。
      何かから逃げられるかもと生島薫と付き合った。
      彼は優しいが、それだけ。
      壊れた何かを修復してはくれない。
      あのときの悩みなんて馬鹿みたいと
      大人になってから子供の頃の自分を笑う。
      誰にでもあること。
      でも、子供の頃こそが分岐点であることも、多々。
      彼女たちはおろかじゃない。
      少しだけ早く感性だけが大人になってしまった不幸。

      薄暗いエロさがある。
      人には言ってはいけない。タイトルはぴったりだと感じた。

      那由多の章の最後は衝撃的だった。
      淡々と書かれている分、こわい。
      やり遂げた彼女自身が衝撃を受ける。そりゃそうでしょう。

      那由多に憧れのような好意を抱く淑子。
      裕福な家庭に育ち、囲われた女子のみのエスカレーターを順調に上ってきた。
      彼女は平岡という男性教師と関係があった。
      彼女の痛みを誰も知らない。彼女自身さえも。

      冷めた少女、というのがぴったりくる翠。
      感情に乏しい。でもそんな彼女にぴったり寄り添う那由多の言葉。
      だから、翠にとって那由多は最初から特別だった。

      翠だけは、そんなに暗さを感じなかった。
      秘密らしい秘密も持っていない。
      でも、少し不気味。

      那由多には、大人になって馬鹿みたいだったって笑っていてほしいと思う。




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