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    まっすぐ進め

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      評価:
      石持 浅海
      講談社
      ¥ 1,575
      (2009-05-29)

      なんとなく石持さんのくせみたいなものがわかってきた。
      もやもやしたところを残さないすっきりとしたミステリ。
      好きな人は好きだろうけれど、
      私はやっぱりもやもやしたものが好きみたい。

      救いの言葉でも、あまりにもあっさりと謎や真実を語られてしまっては
      鼻白んでしまう。

      「幸せに向かってまっすぐ進め」という意味で名づけられた川端直幸。
      酒好きで、友人の黒岩正一とその彼女、千草とともによく飲んでいる。

      直幸は本屋ではっとするような「きれいな人」を見た。
      その人がとても印象に残ったのは、左腕に二つ腕時計をしていたから。
      その話を二人にしたところ、千草の知っている人だったため、
      四人で飲むことになった。
      腕時計の謎をぴたりと言い当てたことで、
      その彼女、高野秋と付き合うことになった直幸。

      秋には選ばなかったことで消えてしまった選択について
      ひどく後悔していた。
      そのことをお互い語ったり聞いたりしないまま付き合いは続く。

      観察眼、推理力の鋭い直幸は
      その後も四人でいるときに、秋と二人でいるときに
      不思議な現象に立会いそれを見事に推察していく。

      そして、彼女の誕生日に最後の物語が始まる。

      うーん・・・。
      解釈なんていくらでも有りそうだし、
      そこまで根回ししなければならない事柄に遭遇すること自体そうそうないと思うんだけど。
      なので、考えすぎじゃない?っていう推理がいくつかあった。

      秋の言い分は彼女にしては強引過ぎる気がしたし、
      彼女の過去の悲惨な出来事にしても強引過ぎる気がした。
      ネタバレをしてしまうと、秋の双子の妹が両親を殺して自らも自殺したという事件なのだけど、
      殺人にいたる動機としてはすっきりしない。
      自分がうまれてきたのが間違いだった、それなら自殺だけですむはず。
      自分が生まれてきたのが間違いなら、同じ遺伝子を持った秋をも憎んでもおかしくないはず。

      客観性の乏しい物語だと感じた。
      読んでる最中は「謎の答えはこれです!」っていう感じで
      はっきりと断定で書かれているのですっきりはするのだけど。


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