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    • 2013.11.17 Sunday
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    森に眠る魚

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      評価:
      角田 光代
      双葉社
      ---
      (2008-12-10)

      タイトルや表紙のイメージからは遠く離れた内容だと感じた。

      ○○ちゃんのママ。
      子供を生むとそう呼ばれる。
      それが当然の狭い世界。
      我が子が中心、一番大切と言いながら、思いながら、示しながら
      その我が子を育ててる母もやはり一人の人間。
      思いも期待も負の感情もいっぱい持ってる。

      怖いと感じた。
      気の合ったママ友四人。
      開けっぴろげで気のいい繭子
      上品でしっかりした千花
      物静かだけど、思慮深い容子
      きちんとしていて優しい瞳

      一緒にいて居心地のいい仲間のはずだった。
      同じ世代の子供たちを持ち、これからも仲良くやっていけるはずだった。
      「同じ年代の子供をもつ」しか共通点がないというのは
      すごく頼りないと感じる。
      学校で知り合いになる、「同じ年代の子」とはまた違う。
      同じ出来事を共有するわけではない
      すでに別々の長い時間を経てたまたま出会う。

      たとえ同じ幼稚園に通っていたからといって
      その生活スタイルはばらばらだし、
      子供に歩ませたいと思う道も違う。
      どんな話に興味があるのか、価値観は合うのか
      そんな友達「同じ年代」というもっと大きなくくりでも難しいのに。

      きっかけは受験なのかな。
      小学校受験を共通して否定して入ったはずの四人が
      だんだんと心変わりをして別々の道を行く。
      その行動を裏切りと感じる人間
      後ろめたく思う人間。
      何も感じないゆえに仲間はずれにされる人間。
      自分だけが蚊帳の外だと勝手に勘違いして暴走していく人間。

      関係を作るのは長い時間がかかって大切に努力してつなぎとめるものなのに、
      壊れてしまうのはあっという間。

      ただ、四人に共通していると思ったのは、
      誰一人夫を頼ろうとしていないところ。
      彼女らがほしかったのは自分の分身である我が子
      自分のプライドを満たす分身だったんじゃないのか?
      ただそこにいればいい、なんて今の豊かな日本ではなかなか通用しない考えなのかもしれない。
      でも、私はもし子供を生んだら、
      友達よりも、見栄やプライドよりも、家族を大切にしたい。と感じた。

      反面教師的な本


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