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    • 2013.11.17 Sunday
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    火天の城

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      評価:
      山本 兼一
      文藝春秋
      ¥ 1,600
      (2004-06)

      燃えてしまったのが悔やまれる。
      この目で見てみたかった!!

      首尾一貫して安土城製作の話。
      それなのに、人間を感じる。ドラマがある。
      山本兼一さんの本は何作も読んできて、
      ほとんどが信長にまつわる内容なのに、
      どうしてこんなにバラエティに富んでいるんだろう。

      信長のために働く番匠、岡田又右衛門
      安土山を切り崩し、信長の天下統一をなすために重要な安土城製作の棟梁となった。
      全国から城を作るために集められた人員
      取って置きの木材、金、職人たち。

      純粋に築城に命をささげる者がいる。
      己の権力をかざし、欲を満たすために君臨する信長
      打倒信長を目指し間者をしのばせる隣国の将軍。
      これだけのものをたった三年!!
      ショベルカーもクレーンもない時代に
      石垣をくみ上げて、五重の塔(内部は七重)、八角堂を有し、
      人間が住むことができ、強い風にも耐えうるこんな城をたった三年!!

      百万人以上もの人間が築城に携わったみたいだけど、
      それだけの人数を纏め上げるのも大変だし、
      これだけ巨大なものを作るとなれば当然けが人が出る。
      それどころか何十人もの死者が出たようだ。

      歴史の中に名前が残るのはほんの一握り。
      ここでは大きな仕事を成し遂げた又右衛門でさえ大きな世界では無名。
      そして、戦火の中あっけなく死んでいく。

      優秀な人間、職人がいて、協力し合って出来上がった大きな芸術品も
      なくなるときはあっけない。

      すごく面白かった。
      戦乱の世を描いているけれど、それでも築城は殺人などは起こりにくい世界。
      職人が感化しあって、親を見習って腕を磨いていくさまは気持ちが良かった。


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