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    むかしのはなし

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      評価:
      三浦 しをん
      幻冬舎
      ---
      (2005-02-25)

      隕石が落ちてくる。
      助かる方法は、地球から脱出するロケットに乗ること。それだけ。
      もちろん数に限りがある。
      搭乗できるのは一握りの人間のみ。

      チケットを手に入れた人間。
      滅び行く人生を、地球を前に最後の行動に出る人間。

      それと平行して昔話がモチーフとして描かれる短編集。

      テーマが決まっていてもこの雰囲気を出せるのは三浦さんだからだなぁと思う。
      仄暗い。秘密の香り。

      すべてがぎゅっと詰まったのが最後の「懐かしき川べりの町の物語せよ」
      学校で「特別」な扱いを受けている神保百助。
      彼と近しくなった「僕」
      モモちゃんは宇田鳥子と付き合いだして、
      以前から有馬真白とだけは仲がよかった。そのなかに僕も加わる。

      モモちゃんに強く惹かれる僕。
      でも結果的に彼の運命を決めたのは気弱にも見える彼だった。

      この話が特別好きなわけじゃない。
      でも、最後に読んで、ああそうかと納得する。
      今までの断片的な短編がすべてつながってくる。


      ずっと避けてきた故郷に帰ってきた青年
      真実に気づかないまま禁忌の関係を続けてきた少女
      好きでもない人間と結婚して逃げ延びた女
      自分を物理的に変えた女たち

      私だったら何をするだろう。
      圧倒的で突然な死の前にやらなければならないことは何だろう。


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