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    波打ち際の蛍

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      評価:
      島本 理生
      角川グループパブリッシング
      ¥ 1,365
      (2008-07-31)

      久々に島本理生を読んだ。
      彼女は金本ひとみ、綿矢りさとほぼ同年代だったと記憶している。
      上記二人の本は話題に乗って読んだし、
      その後も何冊か読んだけれど、
      正直島本理生の方がずっと上手いと思った。

      でもこの本は、うーん、調子悪いのかな?
      正直、何が書きたいのかよくわからない本だった。
      心情を主に描く作家さんだけど、
      設定は自分がわかる(であろう)女子校生とか、大学生があたりが今までは多かった気がする。
      少なくとも、二十歳前。
      この本の主人公は、仕事を辞めた、OL。
      以前付き合っていた彼氏にDVを受け、精神科に通っている。勤めもそのせいで辞めた。
      そんな彼女が精神科の前で調子を悪くしている男の人と出会い、
      関係を深めていく。

      読み始めたときは、やっぱり二十歳前の女の子だと思った。
      なんとなく、雰囲気がそれっぽいというか。
      相手の男も30過ぎと言うことだったが、いまいちその年代の男性を描ききれていない感じ。
      まだ、等身大のものを描いた方が良いんじゃないかなぁ。
      社会に出た人間を書くのなら、社会の常識とか、そこでぶつかる壁とか、
      たとえDVでやめたとしても、辞める時の社会との隔たりを感じるはずで、
      そのことをもっと描いて欲しかった。
      これなら、別にこの年代の女性にしなくてもよかったんじゃないかと思ってしまう。

      精神的に不安定で外に出られないと言う状況なども、
      あまり切羽詰っている感じは受けないし、
      いい方にも悪い方にもさほど状況が動かない。
      何かきっと書きたいことがあるのだろうけれど、
      上手くまとめ切れなかった、そんな感じを受けた。

      次回作に期待、ですね。


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