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    • 2013.11.17 Sunday
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    異邦人 fusion

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      評価:
      西澤 保彦
      集英社
      ---
      (2001-10)

      タイムスリップミステリ。

      永広影二は実家に帰るために空港にいた。
      そのトイレで自分の顔にデジャ・ヴュを感じた。

      飛行機を待つ間に実家に電話をすると、姉の美保が出た。
      彼女は唐突に「月鎮季里子」と言う女性の本を買ってきてほしいと影二に頼んだ。
      大学卒業後、姉が住んでいた「真籠荘」と言う名のアパートに彼女は出入りしていた。


      飛行機着陸後からおかしく感じていた。
      あるはずのものがない。
      不注意で傷つけたはずの男の子が何事もないように立っている。
      何かがおかしいのに、それを予定調和のように感じている自分自身。

      実家に電話をかけてみると二十三年前に不審死したはずの父が出た。
      姉の秘密には幼いころからうすうすと気づいていた。
      彼女は隠そうとせず、そのため「病気だ」と思い込んでいた父とよく衝突していた。
      姉が「真籠荘」にいたはずの時代。
      父がなくなる数日前に時空を飛んできたとしか思えなかった。

      現代の姉の言葉を頼りに月鎮季里子を訪ねていく。
      若くも聡明な彼女と一緒に彼の状況とこれからの謎が解き明かされていく。

      タイムパラドックスはどうしても付いて回る。
      「過去をやりなおすため」に循環している時ならば、
      未来は絶対に変えられないはずなのだけど。
      でも、読み物としては普通に面白かった。

      忘れていた自分への怒り、
      至らなかった姉の思惑と真実
      父の本心、そして、おかしな死体の謎。

      「本来こうあるべきはずだった人生」なんてもの
      私はないと思っている。
      やり直すなら記憶も持って生き直せばいいと思った。


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