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    • 2013.11.17 Sunday
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    金色のゆりかご

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      評価:
      佐川光晴
      光文社
      ¥ 1,890
      (2008-06-20)

      タイトルに惹かれてなんとなく借りてみた。
      最近まただれかいい作家さんはいないかなぁと探している最中なので。

      結論。いまいちでした。

      文章の書き方は慣れていると思う。
      でもストーリーの作り方と、盛り上がりの持って行き方、
      書くべき箇所、書かなくてもいい箇所への配分がまだまだだと感じた。

      主人公は研修医。
      研修中にうつ病にかかり、療養をかねて働いていたコンビニで女子高生を救う。
      中絶不可能な域まで育った子供を腹に抱えて、
      傲慢な母親に反発し、頼るべき人もなく、寂しい出来事を携えたその少女。
      運ばれた病院先で変人と呼ばれる医者と少女が出会い。
      その医者と研修医も出会い、
      つながりができて物語が始まる。
      最後がまずい。
      この終わり方はなんだ。
      ものすごい中途半端だ。

      結局この人が書きたかったのはどの部分なのだろう?
      美しくて強い女子高生がなんとか子供を救おうと言う部分?
      辛い出来事を乗り越えていく部分?
      母親との確執を解消していく部分?
      研修医が自分の進む道を見つけて成長していく部分?
      望まれずにできた子がどういう道を歩んでいくかということ?
      外国に密輸される赤ん坊の現状?
      法を潜り抜け運営される赤ん坊ブローカーについて?

      すべてが書ききれていないように思えた。
      自分の利益ばかりを大切にして他を見ず突き進もうとする母親の豹変(いい意味で)にはうんざりした。
      なにもきっかけがないんじゃないか。
      娘のことなんてなんとも思っていなかったはずなのになんでいきなりこうなる?
      どうしてこうなったのか、どうしてもこういうストーリーにしなければならなかったのか?
      もっといい方法があるように思えた。

      専門的な知識は参考になった。
      現状を知ることは大切だと思う。
      焦点をもっと絞って、書けばもっといい作品になると思うのだけど。

      機会があったらまた読んでみるつもり。しばらくはそのつもりはないけれど。


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