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    ゴールデンスランバー

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      評価:
      伊坂 幸太郎
      新潮社
      ¥ 1,680
      (2007-11-29)

      仙台出身の総理大臣、金田貞義が
      仙台での凱旋パレード中に爆発物で暗殺された。

      各地に置かれた「セキュリティポッド」
      周囲の情報が集められる監視システム。
      指名手配されたのは、かつてアイドルを強姦魔から救った男、青柳雅春。

      未曾有の事件に警察は全力をもって(過剰なほどに、違法なほどに)捜査をする。

      三日間の逃亡。
      打ち上げられた死体でもって事件は終幕した、はずだった。
      が、20年後には青柳が犯人だったと思っているものは誰一人いない。
      オズワルドにされた、と多くの人間は思っている。

      その日、森田森吾と青柳雅春は久しぶりの再会をしていた。
      かつて、配達員をしていた青柳
      森田は「森の声がいう」と不思議なことを時々言う。学生時代から変わっていない。
      しかし、重要なことを話す、これからのことを予言するといい始める。
      樋口晴子は元同僚の平野晶と食事をしていた。
      樋口と青柳は付き合っていたが、別れ、樋口は別の人と結婚し、子供をもうけた。
      TVでパレードを他人事のように見ていた。

      小野一夫、通称カズは警察から怪しげな電話を事前に受けていた。
      青柳が連絡をしてくるようなら知らせろ、と。

      大学時代につるんでいた四人。
      花火工場の雪かきをして、花火を間近から見つめたり、
      ファストフード会としていろんな店をチェックしたり。

      巨大すぎる陰謀。
      周到に用意されたシナリオ。
      森田の言葉を信じ、青柳はひたすら逃げる。
      警察が、国家がでっち上げたでたらめを、マスコミは鬼の首を取ったように報道する。
      あまりにも詳細な情報に、本当の青柳を知る人間は気づく。
      犯人は青柳じゃない。

      物語として完成されてる。ほんとに。
      どこにも隙間がない。
      あえて言うなら黒幕が大きすぎてわからないところ、かな?
      世界が動くときには、国家なんてあいまいなものじゃなく、一個人の小さな感情が引き金になることが多いように思う。
      そこにたまたま流れがくれば大きな波になるだけで。

      逃げて、逃げて、逃げて、
      全部失っても逃げる価値があるのかな?
      どこかにあの人が幸せに生きているというのが生きる糧になるのかな?


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