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    • 2013.11.17 Sunday
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    今夜は心だけ抱いて

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      評価:
      唯川 恵
      朝日新聞社
      ¥ 1,680
      (2006-03)
      唯川恵さんの本をもんのすごい久しぶりに読んだ。
      何冊か持っているし、今までの作品は大体読んでいると思うけれど
      自分的に恋愛もの本は飽きてしまい
      唯川さんは恋愛ものばかり扱っているイメージが強かったので疎遠になってしまった。

      で、この本。
      ずーっと会っていなかった母と娘が成り行き上一緒に暮らすことになった。
      と思ったら事故で二人の中身が入れ替わってしまった。
      そのことを他の人には明かさずお互いがお互いを生活することとなる。
      私は女性作家の本をよく読むのだけど、
      唯川さんの書く女性は、「女性から見た女性」であり
      本当に気持ちが悪い。(いい意味でも悪い意味でも)
      女の本質をあぶりだしているように思える。
      少なくとも男よりは策略的でしたたかで卑しい。
      これと似た題材を扱った東野圭吾さん
      (確かそうだったと思う。いや、こういうことがよくあるもんで感想を残しておこうと思ったんだけど)
      の本を読んだことがあるけど、
      それは女性が男性視点から見た感じで、健気で、優しくて、愛おしい印象だった。
      書き手の性別でどうしても登場人物の書き方が異なることは多い。
      そんで、それは全然悪くないと思う。
      世の中の男性よ。唯川恵さんの本を読め。女性と言うものがよくわかる。恐いぞ、女は。

      入れ替わった中身が体の違いに驚きながらも
      今までそれぞれが送ってきた生活をこなしていく。
      母は女子高生として、娘は家事やアルバイトをしたり。
      (ちなみに収入は女子高生の体をもった母が翻訳家で、その仕事をして得ている)
      今までとは違う観点から入れ替わる前に知り合った人たちを見たり。
      そのあたりの書き方はとても納得できた。
      心は体に引きずられるので、きっとそういう風に見えるんだろうなぁって感じで。

      正直な感想を言うと、無理やりまとめあげた感があり、
      東野圭吾さんの本と似ているなぁとどうしても比べがちで、(東野さんのほうが断然よかった)
      あまり好きとはいえないかも。
      読んでいる間はサクサク行くのだけど、読み終わっても何も残らない。
      恋愛も、こんなふうに行くかよと否定的になりながら読んでいたように思う。
      こういうの、好きな人は好きなんだろうけど
      しばらくはいいかな。
      と思った。


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