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    • 2013.11.17 Sunday
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    長い終わりが始まる

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      評価:
      山崎 ナオコーラ
      講談社
      ¥ 1,260
      (2008-06-26)

      山崎さんの物語の雰囲気は本当に変わらない。
      日常の中の哀愁、もわもわと掴みどころのない感情

      「長い終わり」はいつから始まるのか。
      それだけはよくわからなかった。
      タイトルをみて、読み始めた瞬間から終わりは始まっているのかと思ったけど、
      もしかしたらこの物語が終わってから終わりが始まるのかもしれない。

      後者じゃないといい。
      終わりはいつでもあるものだけど、
      短くて、有意義な終わりと
      永くて、ゆるゆると目処のない終わりは全然違う。

      小笠原は大学四年生。
      これから何も役に立たないと知りながらも
      自分の未来にも興味がない小笠原はマンドリンに夢中になっている。
      マンドリンサークルに所属し、腕はピカイチなのだけど
      協調性の無さから主席演奏者などの肩書きはもらえなかった。
      それでも彼女はマンドリンに熱を入れ続ける。

      同じように協調性がない(はずの)田中
      彼はコンダクターをしていて、その名目のもと、他のメンバーとも程々に話すようになった。

      親友と同じくらい仲良くなった二人。
      田中には彼女がいたはずだったけど、
      小笠原はことあるごとに「大好き!」と言い続けていた。

      文章がきれいなだけ。
      田中は汚い。狡い。
      小笠原の気持ちを利用して、自分は楽をして利を得る。
      人見知りなんて言いながらちゃっかり女子とは仲良くして
      サークルの協調性を重んじる。
      小笠原がはみ出すのを見て彼女を切り捨てる。
      ころころと気持ちを変える。

      不器用で、一生懸命で、何にも依存しなく求めない小笠原に
      もっと確かで大きな幸せが訪れるといい。
      この後に終わりじゃなくて、始まりが訪れるといい。


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        • 2013.11.17 Sunday
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