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    • 2013.11.17 Sunday
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    無銭優雅

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      評価:
      山田 詠美
      幻冬舎
      ¥ 1,470
      (2007-01-31)

      ああ、そうそう、恋愛ってこういうバカなものだった。
      なんて思い出す。

      四十を超えた二人の恋愛話。

      主人公、慈雨は友人と始めた花屋で働く。
      両親と、姉家族と共に住む家がある。
      その恋人、栄は一人で荒れ果てた一軒家に住まう。

      やりとりが軽妙で気持ちがいい。
      大人になってこういう軽い恋愛するのって、いいなぁ。
      若い時は大人ぶりたくて素直に甘えられなかったり
      くだらないことで二人だけで騒いだり
      逆になかなかできないものだよなぁ。
      そういう人たちは大抵バカップルなんて呼ばれて
      「バカップルにはなるまい」と思うと慎んでしまうんだよなぁ。
      でもホント、二人が二人だけでいるとき
      お互いを素直にほめあい、恥らいなく好きだと伝えられること
      外から見たらくだらないって苦笑しがちだけど
      中にいる本人たちはそれで幸せだよな。

      認められて甘やかされて愛される。実感できる。
      失うものが多いとなかなかこういうこともできなくなってくる。
      子供ができたりすると余計に大人でなければならない時間が増えるから
      こういうことはなかなかできないかもしれない。
      でも、だからこそこういうオトナになりたいなぁ。いつか。

      物語としては、一貫して二人の関係を描いているのだけど、
      その端っこでやっぱり年相応の周りとの関係だったり
      仕事のことだったり、
      失った家族や思い出だったりの話が出てきて、
      ふと四十っていう主人公たちの年齢を思い出す。

      山田詠美さんの本、ひさしぶりに読んだ。
      最近新刊なかなかでないものでね。

      すごくすっきりと読めるいい本だった。


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