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    • 2013.11.17 Sunday
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    命もいらず名もいらず(上・下)

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      今まで読んだ山本兼一さんの本の中では
      一番面白くなかった。

      主人公は小野鉄太郎高歩のちに山岡家に養子入りし、山岡鉄舟と名乗る男。
      幕末から明治の序盤、激動の日本の中を生きた
      ひたすらにまっすぐで常に自分を高めようと生きた男の一生。

      新聞の連載として書かれたものからなのかもしれないけれど
      山本兼一さん独特の解釈によって描かれる彼の姿ではなく
      あくまで史実をもとにした彼の姿が描かれているように思えた。


      豪傑だったのは間違いない。
      撃剣と禅と書に生き
      多くの人間に慕われ、
      どの道でも免許皆伝を得るほどの腕を持つ。

      もともとは旗本の家だったため、
      最後の将軍徳川慶喜に仕え、誰もが傷つかない道を探り
      天皇が中心となった新たな世では、
      宮内庁に務め、天皇の指南役、護衛役を務める。

      とても面白い人物だと思った。
      ドキュメントとしてはとても良くできている。
      ただ、物語、小説としてはもっといいものができるはず、と
      どうしても思えてしまう。

      山岡に敵対するものをどんどん魅了し味方にしてしまい
      彼の館にはつねに人が入り乱れ
      小物から大物(勝海舟やら、西郷隆盛やら)まで
      一つ一つ心のこもった鉄舟の言葉に耳を傾ける。

      こんな人間が現在の世にもいたらなぁ。
      いるのかもしれないが、そんな人間ほど利を嫌い
      政治家なんぞにはなってもらえないんだろうけれど。


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        • 2013.11.17 Sunday
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