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    ポーの話

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      評価:
      いしい しんじ
      新潮社
      ¥ 1,890
      (2005-05-28)

      もーこの独特の世界感。
      どこまで現実と同じように捉えていいのかわからない。
      ここでは、人間は現実と同じように男と女が交わって生まれるのか?
      そうでないひともいるのか?
      ポーの父親ってだれなんだ?つーか母親もよくわかんないし関係ないか。

      うなぎ女たちの子供として生まれたポー。
      うなぎ取りとして類まれな才能を持ち、魚に近い身体を持つ。
      彼が住んでいる町は「橋の町」
      左岸と右岸で役割がわかれ、ヒエラルキーが存在する。
      川下に行くほど、栄えている。

      運転士として勤務するメリーゴーランドと出会い、
      その妹、ひまし油と出会い、
      いろいろな出来事が起こり町を出る。
      その先でもいろいろな人たちと出会い、物事を体験していく。

      下賎なものとして外界とほとんど係わり合いのないうなぎ女の子供なので
      最初は世の中の常識だとか、文化だとか、感情を持っていなかったポーの成長の物語
      ・・・だと思う。
      根底に流れるテーマは「愛」
      母親たちから無限に与えられていたそれだけど、
      外界をしらないポーにとっては
      何が大切か、愛は大切なのかと言うことの認識がはじめは一切ない。
      たくさんのものを失って、気づく。

      やっぱり失わないと大切なものはわからないんだな。

      それにしてもいしいさんの本は難しい。
      世界観は子供向けっぽい設定なのだけど、
      全てを読み込むのは無理だよ。
      テーマも重いし、どれを念頭において読んだら良いかもよくわからない。
      自分の常識を前提としていいのかもわからない。
      だから、データを集めながら解析しながら読んでいくしかない。
      途中で読むのを中断したら、ストーリーに戻るのが大変だった。

      最後はたくさんの人を助け、
      まるで海と一体化したかのような存在になっている(ように思えた)

      一つ難点を挙げるとすれば、
      ポーの起源や生まれ育った町での出来事の占める割合が大きすぎて、
      その後の出来事がそれに比べるとすっ飛ばされて書かれているように思えた。
      そのわりに、「これやこれや、これが」と大切な想い出を羅列していた時に
      同等の扱いをされていたのがなんとなく不思議に思えた。

      一年に一度くらい読みたい感じだね。
      それ以上はしんどい。それ以下だともったいない。


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