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    • 2013.11.17 Sunday
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    海に沈んだ町

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      評価:
      三崎 亜記,白石 ちえこ
      朝日新聞出版
      ¥ 1,575
      (2011-01)

      これもまたタイムリーな小説。
      完全に作られた三崎ワールド全開の小説なのだけど、
      モチーフ、テーマが「当たり前だった日常が突如として消える」
      しかもタイトル通り、海に沈んだ町。
      どうしても先日の悲惨な出来事を彷彿させる。

      短篇集。

      全体的に漂うのは、
      突如の変化、現実とすりかわった少しだけおかしな日常。

      「あなたの幸せが永遠に続く保証はないってことを、誰があなたに伝えるんですか?」(本文引用
      という一言が
      この小説のすべてだと感じた。

      なくなった遊園地の幻が見せる夢
      すべてに見捨てられ、海に沈んだ町
      水上に浮かび、居場所を波にまかせる団地船
      夜に飲み込まれたまま、朝を迎えない町
      「ペア」という見知らぬ人間との関係の契約
      予算と用途に見合った橋の架け替え
      増殖を続け、何かが棲みつく巣箱
      保護される「ニュータウン」

      一番好きなのは「彼の影」かな。
      人間の善意というか
      設定はおかしなままなのだけど、ほのぼのとした感情をいだく。
      反乱を始めた影。
      お互い誰のものかわからぬまま入れ替わった男女の影
      お互いの影で生活をすこしずつ知り、配慮をする二人。

      おもしろいけれど、何も残らない。
      空虚感だけ。


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