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      評価:
      綾辻 行人
      角川書店(角川グループパブリッシング)
      ¥ 1,995
      (2009-10-30)

      「いないもの」を「いるもの」として扱ってしまったがために
      その後ずっと続くことになった「呪い」

      夜見山北中学の三年三組に転校することになった榊原恒一。
      父親は海外を飛び回っていて、
      母親は恒一を生んだ年に亡くなった。
      母方の実家に三年生の始めから入ることになったが、
      病気のため、少し遅れて入ることになる。

      はっきりと存在する美しい少女
      彼女のことを誰も見ておらず、
      ふっといなくなる彼女。
      恒一は彼女に何度も話しかけるが、
      周りの人間は「いないものと話すのはよせ」と止めてくる。

      不思議な緊張感が漂う教室
      質問をしても曇り、濁り、かわされていく。

      そして5月になり、人が死んだ。

      その教室にかつての死者が入っていれば死人が出る。
      かつて「いないもの」を「いるもの」として扱った反対に
      「いるもの」を「いないもの」として扱うおまじない。

      すべてが終わったあとに晴れていく記憶
      誰もそれを不思議に思わず、ゆっくりときれいになくなる真実。
      ただ、人が死んでいくことはそのまま残り
      「ある」年にはまた何人もの人間が死んでいく。

      ホラーミステリ?かな。
      怖いものは苦手だけど、これくらいなら平気。
      初期の恩田陸の作品と似た空気を感じた。

      そもそも呪いで死人がでるくらいならそのクラス、なくせば?とか
      思ってしまうが、それは置いといて
      それ以外の部分ではとても面白く読めた。
      主人公の視点で描かれているため、主人公と同じもどかしさを感じながら
      誰かが説明してくれるのを待っている、そんな感じ。


      ページ数が多い文仔細に描かれていて、日常にある曖昧さまでも
      そのまま表現しているような雰囲気。
      でも読んでいても退屈しなかったからすごいなあと感心する。
      また読んでみたい。


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