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    • 2013.11.17 Sunday
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    魔性

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      評価:
      渡辺 容子
      双葉社
      ---
      (2006-11)

      渡辺容子さんの作品は初めて読んだ。
      なんとなく並んでいるときにきになって手にとってみた。

      感想は・・・なんかどこかで読んだことあるような・・・という感じ。
      ミステリとしてきちんとできている。
      でも、人間がすごく怖い、というわけでもなく
      ラストに感動がある!というわけでもなく
      淡々と終ってしまったような感じが強かった。

      会社を辞め、日がなごろごろとしている珠世。
      会社をやめてから、ありさという女子高生に出会い、
      トラヴィアータ川崎というJ2のサッカーチームのサポーターとなった。
      試合会場ではサポ仲間とおちあい、
      共に応援して、時には後飲みに行くような楽しい関係。
      みんないい人たち、だった。

      でも、ありさが殺された。
      ありさが大ファンだった選手、レオの誕生日に。
      そしてその試合にはいつもは必ずといってほど集まる仲間の何人かが
      不思議と欠席していた。

      死を考え、絶望しきっていた珠世にとって
      ありさの存在は天使のようなものだった。
      ありさの死を解明するために珠世は同じマンションのミチルに相談しながら
      いろいろな情報を探っていく。

      上辺だけの付き合いでは知り得なかった
      仲間たちの裏の顔。
      みんないい人、というのは怪しいというミチルの持論は正しく、
      珠世が進むに連れてそれぞれのボロが出始める。

      珠世と同じように絶望していたありさ
      それなのに彼女はいつも笑顔で、誰からも愛されていた。

      みんないい人、がみんな悪い人になってしまって
      おいおい、と突っ込みを入れたくなってしまった。
      そうでない人ももちろんいたけれど
      悪い人は悪い人なりに普通はなんとなく気付くものだと思う・・・。

      珠世が母親の愛情に気づいた当たりはとてもよかった。

      ただラストはなあ・・・。
      なんというか、スプラッタとサスペンスと、ミステリーと
      いろいろごちゃごちゃしすぎている感じが否めない。
      本当のいい人、たちは置き去りにされていたし。

      もう一冊くらいはトライしてみたいと思う。


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